「 月別アーカイブ:2015年06月 」 一覧

日本人が知らない中国投資の見極め方【10】
爆騰の中国株は後半戦へ
調整は必至、心臓のお弱い方はご遠慮を

アナリスト 周 愛蓮 「チャイナ・スピード」の上昇、中休みが必要 2014年半ば頃から反発を始めた中国株式市場の強気ぶりは、投資家を驚かせている。代表的指数である上海総合指数はそれからの約1年で2000ポイントから、足元の15年6月第2週は5100ポイントを超え、2.5倍強になった。まさに「チャイナ・スピード」としか言い表れない上昇である。 過熱している株式市場に対して、各方面から懸

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映画「予告犯」とギリシャ問題と為替・株
今井澂・国際エコノミスト

新聞紙で仮面を作り、ウエブサイトで犯行を予告。食中毒事件を起こしても反省せず逆切れ記者会見を行った会社の工場に放火した事件が発生。「予告犯」はシンブンシと呼ばれ、警視庁公安部のエリート主任が追及に当たる。主演の生田斗真よりも女刑事の戸田恵梨香に注目して観た。 https://youtu.be/-fX-1nyHI3M この「予告犯」はWOWOWで毎週日曜夜に連ドラになり、こちらは東山紀之

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木村喜由のマーケットインサイト
米国利上げ接近、波乱含みで軽めのポジション維持

日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 <2015年6月号>   世界景気減速予想なのに債券利回りが上昇 5月12日以降のマーケットは、かなりトリッキーな動きとなった。5月末までは米国を中心に世界の経済成長率が減速しつつあることに反応し、リスクオフから米国に資金が戻ると見て、米国長期金利が低下、ドルは上昇した。一方、通貨下落を好感した日欧株価が上昇、特に日本株は6月1日にかけ歴

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その会社は投資に値するのか?
「投資のための財務分析」総集編④完

金融リテラシー講座「投資のための財務分析」第27回終 フィナンシャル・アドバイス代表 井上 明生 ここまでお届けしてきた「投資のための財務分析」の総集編として、投資の決定をどのように行うべきかを4段階のチェックポイントとしてまとめました。 チェック4 投資に値するかを考える 最後に投資に値するかどうかを考えます。これはチェック1で計算した会社の値段から見て、チェック3で想定した利益水準は投

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収益性を1期で判断できないのはなぜか?
「投資のための財務分析」総集編③

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第26回 ここまでお届けしてきた「投資のための財務分析」の総集編として、投資の決定をどのように行うべきかを4段階のチェックポイントとしてまとめました。 会社の健康診断に問題がなければ、いよいよ会社の価値を探ります。 チェック3 収益性を知る 会社の価値を探るには収益性を見ることになります。これは1期だけではなく長期の趨勢を見ることになります。

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木村喜由のマーケット通信
投機筋にとって日経225を300円動かすのは容易
週末SQは目が離せない

 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 日経225の前日比変化率が1%未満を続けて20日になった(6月8日時点)。いつも書いているように日経225は値嵩株の比重が高いうえに意図的に操作する投機筋が手掛けているため、何か明確な材料があれば300円程度、何もなくても腕力で150円程度の変動はいつでも起こりうる。それが、欧米株の変調にも拘らず現在の水準を維持できていること自体は、喜んでいいとこ

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映画「あん」と日本人と外国人の株への見方の差
今井澂・国際エコノミスト

  今週はいい映画を3本。 150万部売った「イニシェーション・ラブ」。ミステリの映画としてはムリと思っていたトリックを画にして見せた。 元刑事マット・スカダー・シリーズでリーアム・リーソンの「誘惑の掟」。「96時間」ほどではなかったが、アクションミステリーとして上の部。 しかし、樹木希林主演の「あん」にしたのは、河瀬直美監督に惹かれたのと、ハンセン氏病への偏見へ

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