「 マーケットEye 」 一覧

「般若心経」と日銀保有ETFの放出。政治の安定性と青木ルール。

「般若心経」と日銀保有ETFの放出。政治の安定性と青木ルール。 2024・2・25(第1214回) <アマゾンより> 「色即是空 空即是色」から、イマイさん、この高値は永くつづかないという弱気と批判する向きもあるかもしれない。しかし近著で「6万円が5年以内」と主張している。長期では強気だ。 しかし、NVIDIAの好決算で日経平均が830円上がるというのは、やはり生

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映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」と微妙な段階に入った東京株式市場。4~6月期にイケる銘柄。

映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」と微妙な段階に入った東京株式市場。4~6月期にイケる銘柄。 2024・2・18(第1213回) <公式HPより> 2021年10月に公開された最新の007もの。第6代ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグの最後の作品となった。 「007カジノ・ロワイヤル」で大成功をおさめ、つづく3作品も大好評。「慰めの報酬」「スカイフォール

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生成AIバブルはピークの様相

生成AIバブルはピークの様相 金融引締めを帳消しにした生成AIへの期待感 米国のファンドマネージャーは厳しい競争にさらされており、ライバルを出し抜くには時価総額が大きくて最近好成績の銘柄やセクターにオーバーウェイトすることが求められる。買えば上がる、上がるから買うのスパイラルが動き出す。そこに華々しい見出しが証券情報端末のヘッドラインに並ぶと、パブロフの犬の如く全員右へ倣えで突っ走る。

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「平家物語」と2025年に起こるかもしれない安保条約の廃止。その後の意外な日本の繁栄。

「平家物語」と2025年に起こるかもしれない安保条約の廃止。その後の意外な日本の繁栄。 2024・2・11(第1212回) 私は5才で祖父のヒザの上で、フリ仮名つきの平家物語を読んだ。祖父の英才教育だったのだろう。それと九九。幼い私にも、繁栄のあとに来る低迷、あるいは滅亡という世の中のきびしさが分かった。 <アマゾンより> 「もしトラ」が現在、TVのワイドショーで

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映画「ゴールデン・カムイ」と100兆円をこえるタンス預金のもたらす株高。岸田政権の今後

映画「ゴールデン・カムイ」と100兆円をこえるタンス預金のもたらす株高。岸田政権の今後 2024・2・4(第1211回) <映画公式ホームページより> 2700万部をこえる大人気コミックの映画化。明治末期の北海道を舞台に、アイヌの残した莫大な埋蔵金をめぐってくり拡げられた争奪戦を描く。 ありかを知ったある男は、網走監獄に収監後、24人の囚人に刺青をほどこした。これ

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公的介護保険は縮小・廃止を

公的介護保険制度は2000年4月、家族の負担の深刻化や寝たきり老人の増大などを背景に始まった。それまで犠牲的におこなわれていた家族介護の社会化を図った画期的な施策であった。 要介護・要支援といった評価基準を設け、デイサービスや介護ヘルパーなどを保険適用のサービスとして明確にしたのがポイントである。この公的保険制度が契機となって、医療などと同様の福祉サービスとして介護が有償で提供されるようになった

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新NISAで予想以上の上昇に、半導体はバブル 国内勢ではなく米系投機筋が先物を買い上がる

新NISAによる日本株需給改善は予想されていたものの、新年6営業日で日経225が7.1%もの急騰を演じるとは思わなかった。急速なNT倍率上昇と先物の動きからこの上げは12日のSQに向け米系短期投機筋が盛大な買い仕掛けを行ったものと見られ、SQ価格は36026円と、現物のレンジを上回る「幻のSQ」となっていた。この現象はしばしば短期的急反動の前兆になるので要注意。 ちなみに225採用銘柄のPE

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