「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】ソブリンファンドを研究したら、日銀のETF購入は大正解だった

どうして日本の割安大型株が売られているのか 始めに前回号の訂正。前段後段の小見出しが重複していたうち、最初の方を「やはり事件が起きた皆既日食」とします。正しい方を間違えて消していました。 このところ株価が冴えないのは、需給面からはヘッジファンド系の先物売り、中東産油国系ソブリンファンドの換金売り、国内の老人投資家や相続財産の処分売りが原因。バリュエーションや業績面からは申し分なく、今のPE

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【中・上級者向き】中国経済の「新常態」は安定成長

中国の景気は安定、上期は市場予想より若干強い 株式市場にさざなみが立つと、中国の景気問題が持ち出されることは多いが、2016年後半から中国の景気は安定推移しており、17年上期の経済成長率(GDP成長率)が市場予想を上回り、6.9%を記録した。 足元では、最新発表の7月経済指標に、一部で前月より伸び率が低下した指標もあったものの、猛暑と洪水被害などの要因による影響があるとみられ、総じて緩やか

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【上級者向き】土壇場のトランプ

共和党自身にもほとんど付ける薬がない 本日は米国全土を横断する形で38年ぶりの皆既日食が観察された。太陽と月の位置が獅子座の29度で重なったわけだが、米国の代表者であるトランプ氏の上昇宮も全く同じ。本日はまた、171年ぶりに土星が大衆の意識を暗示する「銀河の中心」を通過する(0度、ちなみに前回はアヘン戦争からセポイの反乱に至る植民地化と、幕末前期に当たり、欧州ではジャガイモ飢饉、米国ではゴールド

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【上級者向き】なぜFRBが12月に利上げする確率が高いと言えるのか

注目日柄が集中する21日以降 マーケットは非常に重要な時期を迎えつつある。21日には米国を中心に皆既日食となり米韓合同軍事演習が開始され、24日からは米ジャクソンホールで中央銀行首脳勉強会、25日は北朝鮮の「先軍節(金日成の軍事優先主義宣言記念日)」である。 25日にグアム近海向けミサイル発射が行われる可能性は70%以上と見る。北朝鮮は資金が続く間に米国に核ミサイルを撃ち込む実行力を手に入

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【上級者向き】大リスクのうち、トランプ辞任が一番早く起こりそう

人種差別団体擁護コメントで炎上、産業界からも支持離脱相次ぐ 筆者は最初からこのオッサンは任期満了まで持たないだろうと思っていたが、どうやら1年も持たずに終わりそうな気配が強まってきた。先週シャーロッツビルで起きた、デモ行進中の人種差別団体(白人至上主義で悪名高いKKKを含む)と反対派の衝突による死亡事件について、トランプ氏がツイッターで人種差別派を非難しない(すなわち消極的に擁護する)コメントを

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【初~上級者向き】 長谷川慶太郎の時局分析~No9~常識は容易に揺らぐもの

会員の皆様には何度も言っておりますが、中国の経済統計を安易に信用してはいけません。 興味深いのはそういう記事を大きく載せるのは日本経済新聞だけということ。 日経のスタンスは非常に面白い。日経は中国が潰れると思っていますよ。 「トンデモ議論」だと馬鹿にする前に 中国の銀行の不良債権は追い貸しによってごまかされている。破綻寸前ですが、それを非常に明確に指摘しているのが日経なのです。 経済

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【上級者向き】買い場接近、急ぎ過ぎないことが大事

株価を抑える北朝鮮リスクと米投機筋 9日に北朝鮮がグアム近海を目標としたミサイル実験を検討中と発表したことで、米国の報復?攻撃も含めた軍事リスクが高まったとして、ドルが売られ日本を筆頭に各国の株価が下落している。これまで北朝鮮はレベルアップさせつつ実験を実施しているので、発射を前提に対応を考えるべきだ。しかし今回の実験の狙いは米国からの経済援助と体制存続の承認を獲得することなので、そもそも弾頭(

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