日本国債の格下げは待ったなし ~給付金か減税か議論をしている場合ではない~

日本国債は現在かろうじてAクラスを維持しているが、2025年5月、財務相の諮問機関である財政審(財政制度等審議会)が国債の格下げリスクに警鐘を鳴らした。巨額の政府債務や潜在成長率の低さが背景にある。 政府や自民党幹部、野党の一部からも国債依存の危機的な財政状況を危ぶむ声が高まっている。日経紙は9月5日付けの社説で「金利高も直視し最大の予算要求に規律を」と訴えた。 国際通貨基金(IMF)

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AI活用で株式銘柄分析をするGPTs(ベータ版)をリリース

最新のAI技術を活用し、株式銘柄の分析をスピーディーかつ分かりやすく行えるGPTsを公開しました(ベータ版)。銘柄コードを入力するだけで、財務指標や成長シナリオ、リスク要因などを自動で整理し、投資判断の参考に役立つ情報を提供します。 従来の手作業による情報収集に比べ、効率的に多角的な分析が可能に。投資の新しいサポートツールとしてぜひお試しください。 まだベータ版のため、機能については

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再び「国宝」ドローン大革命、そして関連銘柄

2025・10・5(第1293回) <アマゾンより> 「国宝」の大ヒットが方々で話題になっている。歌舞伎の世界という最も古典的な世界での大ヒット。興業の着想の革命といつてもいい。 いま、世界の国防産業に大革命が起きている。 「驚異的なドローン革命」という論文がくわしい(フオーリンアフヤーズNo.9 2025)。ドローンはいまや、かつて戦争の生命線だった砲弾にとって

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藤沢周平「用心棒日月抄」とトランプのディープステートに寝返ったこと。そしてインフレの高まる足音.日銀のETF売りへの対策

2025・9・28(第1292回) 本当は真夏にこの「用心棒日月抄」はとり上げたくなかった。この傑作は、赤穂四十七士の討入りのウラ話が入っているからだ。内匠頭切腹の3月か討入りの12月がいいのだが。やはり九〇をすぎると、余命が少ない。ご勘弁を。 ① 「用心棒日月抄」は傑作どころか時代物としては「大々傑作である」シリーズとなっていて、②孤剣、③刺客、④凶刃になっていて、第一部

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映画「真夏の方程式」とポスト石破、そしてトランプ2.0の行く末

2025・9・21(第1291回) <アマゾンより> ご存知、福山雅治が活躍するガリレオシリーズの一角。 相手役は吉高由里子じゃなくて柴咲コウの方がいい。怒った顔がカワイイ――余分なことだが――。 <アマゾンより> 必ず湯川は、解答を出す前に何かむずかしい方程式を(どこにでも)書く。今回の石破退陣も同じで、中途は「私は退陣しない」と主張していた。

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9月SQは人為的高値、反動に注意

世界景気は悪化方向なのに投機筋のお祭りはなお続いている 4月中旬までの金星逆行の期間は大変動が起きやすいため要注意と指摘したが、実際にその通りの大波乱となった。基本シナリオではそのまま米国は調整入りすると見たが、実際には日米とも9月前半にかけ記録的な急上昇が演じられ、5か月間に安値起点からNASDAQは50%、225は45%、TOPIX41%の史上まれにみる急騰となった。生成AI祭りがまだ続

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投資信託市場を活性化には私的年金の拡大が不可欠

本年(2025年)6月末の国内公募投資信託の純資産総額は254兆円と、3カ月連続で増加、史上最高額を更新した。(図表1)     とりわけ、公募投信純資産残高(日銀に8割が保有されているETFを除く)が、2000代以降、株価変動には大きく影響されることなく一貫して増加し、162兆円と過去最高を記録したのは注目に値する。 これだけを見ると日本の投資

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