業績は上方修正必至も持続性は疑問
生成AI特需が幅広い分野に拡大波及 決算発表がほぼ終わった。日経225採用銘柄の直近四半期利益は18兆6581億円、前年比79.3%もの大幅増益である。現時点での筆者の今年度(未発表の通期純利益)合計は57兆7千億円。多少の期ズレはあるが、年度計画の32.3%を達成した。今回は前年のトランプ関税導入による打撃と、その還付による反動増、キオクシアを筆頭とする生成AI関連の利益膨張による追い風参
基本の話by前田昌孝(第55回、日経平均の問題点②)
2027年7月の株式相場も大揺れでした。日経平均株価は6月末の7万0062円32銭から7月末の6万4362円02銭まで8・14%下落しましたが、日々の騰落率からプラスマイナスの符号をとって合計すると、39・63%にもなっています。オーバーシュートやアンダーシュートの繰り返しにも、日経平均の歪みが表れているとの指摘があります。どういうことでしょうか。 TOPIXの1・7倍の激しさで
巨額IPOの連続で歪む株式市場その2
急反落したスペースX、今後も「下に―、下に―」の展開に 先月のテーマはスペースXの新規上場だった。公開価格135ドルに対し12日初値は150ドル。2日後225.64ドルまであったがその後急反落し、先週は上場来安値の145.07ドルを付けた。今後5年赤字予想と前回書いたが、異常高値となった理由は、あまりに巨大な時価総額により特例でNASDAQ100に早期組み入れが決定されたからだ。公開されるの
基本の話by前田昌孝(第54回、日経平均の問題点①)
2026年も折り返し点を迎えました。6月末の日経平均株価は7万0062円32銭。2025年末には5万0339円48銭でしたから、半年間の上昇率は39・2%にもなります。ただ、市場参加者からは「ごく一部のハイテク株が押し上げているだけで、相場はそこまで強くない」との声も聞かれます。なぜこんなギャップが生じるのか、日経平均の歴史にも触れながら説明します。 日経平均やダウ平均には単位が





