基本の話by前田昌孝(第53回、オルカン好成績の持続性)
2026/06/01 | 初級, 無料記事 MSCI全世界株指数, オルカン, マーケットエッセンシャル, 前田昌孝
内外ともに株式相場が大きく上昇し、少額投資非課税制度(NISA)を利用した投資信託への積み立てでも、かなり順調に含み益が膨らんでいるようです。その持続性はわかりませんが、現状がどの程度好調なのか、点検してみたい人もいるのではないでしょうか。全世界株式型の投信を例に、統計的な手法で好調度を測ってみます。 オルカンの純資産総額は実質首位 全世界型株式投信の代表格は三菱UFJ
いよいよガラスの城が崩れる
米中会談、重要課題はスルー、しかしイラン停戦では利害が一致 米中首脳会談が終わった。大国の首脳同士の訪問においては双方のメンツを立てるのがお約束である。譲れない核心的課題はスルーして、互いの手柄になる合意だけ華々しく伝える。今回、3つの課題があった。イラン、貿易通商、台湾だ。 イラン問題での合意は見えていた。しかし政治指導者らの大半が殺害され一方的にボコられたイラン側としては、形だけで
基本の話by前田昌孝(第52回、お金の流れを変えるもの)
2026/05/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝, 資金循環統計
「貯蓄から投資へ」は長年、証券界のスローガンでしたが、なかなか進みませんでした。ところがここ数年、個人マネーの流れを見ますと、銀行預金への流入よりも投資信託への流入のほうが多くなり、個人金融資産に占める預金の割合が50%を割りました。変化のきっかけは何でしょうか。また今後、どんな変化が予想されるのでしょうか。 銀行預金よりも投信へ 個人マネーがどこに向かっているかは日銀が四半期ごと
ポスト・イラン戦争を視野に、米景気後退を警戒
最初にイラン戦争ここまでのおさらい 23年10月のハマスの大襲撃以来、イスラエルは恒例の10倍返しの反撃(再度の攻撃を思い止まらせる意図)に出ている。ハマス本拠のガザ、ヒズボラ本拠のレバノン、フーシ派本拠のイエメンに大打撃を与え、25年6月はイランに巨大爆弾を落として核施設を破壊、政府と革命防衛隊首脳47名を暗殺した。昨年末、イラン国内では従順だった一般市民も含めた大抗議デモが起きたが、革命





