「 ゼロから学ぶ投資 」 一覧

あの人気銘柄より稼ぐ同業とは?
収益力の分析②

金融リテラシー講座「投資のための財務分析」21回 今回はEBITDAについて説明します。EBITDA(Earnings  Before  Interest, Taxes, Depreciation  and  Amortization)、利払い前、税引き前、減価償却等償却前利益という意味です。日本語としての読み方は定まっていません。私はイビツダと言ってますが、イービッダーと言う方が一般的なようで

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売上と利益の関係を左右するのは何か?
収益力の分析①

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第20回 今回から収益力の分析でよく使われる指標について解説します。 売上高営業利益率 売上高に対する営業利益の割合です。計算式は次のようになります。   売上高営業利益率の水準は業種によって異なります。高い順番に製造業 ≻ 小売業 ≻ 卸売業となります。適正水準は一概には言えませんが、製造業なら10%以上なら優秀

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重視すべき実践的なROEとは何か?
ROAとROEを算出する③

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第19回 前回に続いて、ROEの話です。ROEの計算式は次のようになります。 ROEには信奉者が多く、ROEが高いかどうかを株式投資の一番の条件にしている人がいます。実際、ROEが高い会社は素晴らしい会社が多く、停滞している会社にはROEが低い会社が多いです。 しかし、ROE一辺倒というのは賛成できません。ROEについては、次に説明する

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ROAがどの程度なら投資してよいか?
ROAとROEを算出する②

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第18回 前回お話したことは、 会社の値段を分母に経常利益を分子にしたROAを使って投資を考える 会社の値段はネット有利子負債と株式時価総額の合計とする というものでした。式にすると、次のようになります。   では、これで求めたROAがどのくらいあれば投資して良いのでしょうか。 このROAが高ければ高いほ

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ROAの分母と分子に何をあてはめるか?
ROAとROEを算出する①

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第17回 前回まで、損益計算書と貸借対照表の読み解き方を伝授してきました。 今回からは損益計算書と貸借対照表を使って出てくる収益指標であるROA(総資産利益率)とROE(資本純利益率)の解説をします。そして、投資を考える上でそれらの実践的な使用方法を紹介します。 ROA(総資産利益率)計算式   ROAは投資利益率

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四季報は最新刊だけ手元にあればいい?
損益計算書を読み解く④

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第16回 「四季報」を使って第二のお勧めは、会社の10年以上の長期に渡っての業績推移を表にすることです。 ただし、これは過去の「四季報」を蔵書していなければなりません。会社の長期の業績推移を確認するには会社のHPから決算短信を打ち出し、表を作成する方法もありますが、「四季報」を使ってやる方が断然効率が良いです。「四季報」は毎回買っているが古くなったも

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四季報の業績欄は十分なのか?
損益計算書を読み解く③

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第15回 損益計算書のダイジェストは「会社四季報」(以下「四季報」)に載っています。「四季報」は株式投資には欠かせません。コンパクトですが、上場会社に関わるいろんな情報が掲載されています。 皆さんが「四季報」中で一番よく見るのは業績欄でしょうか。「四季報」の業績欄には過去3期または5期の実績数値と向こう2期の予想数値が載っています。会社の業績を簡単に

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