「 ゼロから学ぶ投資 」 一覧

利益=得たお金、損失=失ったお金?
損益計算書を読み解く②

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第14回 前回、損益計算書の見るにあたって次の2つことに留意するように申し上げました。 (1)損益計算書はひとつの見解であって、絶対的なものではない。 (2)損益計算書の利益(損失)と獲得したお金(失ったお金)は一致しない。   (1)について、その会社が特殊な決算をしているかどうかは損益計算書を見ただけでは分かりません。

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損する前にこれを読め!
損する人の心理を赤裸々に描写
『あやしい投資話に乗ってみた』

ジャイコミ編集部 誰しもが避けたい投資関連でのトラブル。だが、実際に投資してみてからでないとわからないことも多い。それを追体験できる本が『あやしい投資話に乗ってみた』(彩図社)だ。 著者の藤原久敏氏は「投資が大好き」というファイナンシャルプランナー(FP)。タイトルのとおり、著者自らがさまざまな金融商品に実際に投資し、最終的にいくら儲かったのか(損したのか)を報告している。 単に商品の説明を

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売上高や利益の数字は信用できるか?
損益計算書を読み解く①

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第13回 個人投資家である皆さんは、仮に貸借対照表には関心がなくとも損益計算書には関心があるはずです。新聞に載る企業の決算発表の内容は、結局、損益計算書の主要な項目である売上高、営業利益、経常利益、純利益などの数値です。 投資を判断する際に会社四季報を利用している方も、チェックするのは売上高や利益の傾向や予想数値であって、やはり損益計算書の項目を

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事業リスクを資本で担保できているか?
貸借対照表を読み解く⑨

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第12回 前回の話を復習しますと、 ①     貸借対照表の右側、負債・資本サイドの各項目は、Ⓐ企業間信用、Ⓑ有利子負債、Ⓒ資本の3つに分類できる。 ②     事業活動とはつまるところ資金運用である。投じた資金プラスαを回収するプロセスである。 ③     その資金回収にリスク(不確実性)が存在するので、リスクに相応しい負債・資本構成が

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負債・資本構成はどう分析するか?
貸借対照表を読み解く⑧

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第11回 今回は負債・資本サイドの話をします。 貸借対照表の見方の最初で、「会社の価値は、負債・資本構成と関係ない」と説明しました。(第4回の貸借対照表の見方①) では負債・資本サイドは見なくても良いのかというと、そうではありません。事業が安定的に継続できるかどうか、負債・資本サイドのチェックが必要です。マンションの価値は、借金で買ったか現

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業種ごとの資産効率をどう判断するか?
貸借対照表を読み解く⑦

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第10回 前回、資産の効率性を見る上ですべての会社に適用できる単純な基準はないということをお話しました。それでも何らかの基準を示すとすると、総資産回転率は、製造業は1倍以上、小売業は1.5倍以上、卸売業は2倍以上はあるべきだと、私は思っています。   *いずれも2013年度末の数字より計算[/caption] では、前回の

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資産の効率性を図る指標はあるのか?
貸借対照表を読み解く⑥

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第9回 前回説明したことをまとめますと次のようになります。 (1)資産サイドは、①金融資産、②営業債権、③棚卸資産、④有形固定資産、⑤投融資その他の5つの資産に分類できる。 (2)貸借対照表分析の基本は効率性を見ることにあって、回転率(売上高÷資産)あるいは回転期間(資産÷売上高)で効率性を見る。 ということでした。  

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