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金利が上がれば株価は下がる

2021/02/25 | 上級, 有料記事

日経平均株価が1990年8月以来30年6カ月ぶりに3万円台に乗せた。国民の多くは「経済実態から考えて株価が異常だ」といい、証券会社の幹部は「決してバブルではない」という。毎度おなじみの光景だが、金融緩和であふれ出たマネーがけん引した株高であることは間違いない。景気の回復感が強まり、金利が上がれば、株価は下がるだろう。 日経平均は2月15日に3万0084円と大台に乗せ、翌16日に3万0467円

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ビットコインがやがて大暴落するこれだけの理由

長期では株式投資が一番高い投資リターン 一番著名な株式投資のテキストは、ジェレミー・シーゲル著「株式投資(第4版)」だろう。この本に米国で1801年に各資産に1ドル投資した場合の、物価調整後の200年間の実質累積リターン(利益配当は再投資)のチャートが載っている。現金はわずか7セントに減価した。金は98セントで実質的に横ばいだった。短期国債は304ドル、長期国債は952ドルに

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幸田昌則の不動産耳より情報<2021年3月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.低価格帯の戸建ての需要が高まり、住宅用地の品薄感が強まっている。 2.首都圏では、都心まで1時間ぐらいのリゾート物件がよく売れている。 3.家計の金融資産、中でも現金・預金が積み上がっており、一部が株や不動産へ。 最近の話題 コロナ禍で景気の悪化が進行し、休業や廃業が増加傾向にあるという。 「第3次産業の活動指数」なるもの

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日経225が抱えるこれだけの問題点

代表的インデックスとしてもはや失格、日銀の出口問題も浮上 前回日経225の3万円回復について書いたが、18日は全般軟調の中、ユニクロ1社だけで169円引き上げるという異常事態となった。出来高はわずか80万株、しかし売買代金はほぼ900億円でSGBに次ぐ第2位。1銘柄でインデックス寄与度は全体の8分の1以上を占めており、その価格変動に特異性を踏まえると日経225は半分クニクロ指

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値がさ225保有者以外感慨の薄い3万円台乗せ

品薄銘柄を集中攻撃して先物で儲けるヘッジファンド 日経225が3万円大台を回復したが、筆者のように構成銘柄を変化を細かくチェックしてきた者にはさほどの感慨はない。値がさ225銘柄を持っていない大多数の国内投資家にとっては、メディアが大騒ぎするほど自分の保有株が上がっていないので、自分の投資手腕が下手くそなんじゃないかと突かれているような気がして不快ではないか。 直近安値

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急速に二極化が進む電気自動車の世界

中国で45万円のEVが登場、一気にトップシェア奪う 今年の電気自動車(EV)市場は非常に賑やかになるだろう。その立役者はテスラではない。GM傘下の上汽通用五菱汽車が9月に売り出した「宏光ミニ」である。航続距離は100キロと短いが、エアコンなしのモデルが約45万円、エアコン付きでも60万円ほどでふた昔前の日本の軽トラックの値段で買える。ただ安いだけのEVなら前からあったが、宏光

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現金からの逃避が鮮明、狂騒が深まる

米国でボロ株人気、若い個人投資家が群がる 前回、大相場のクライマックスに接近しているが熱狂、狂騒というには今一つ過熱感が足りないので、天井はもう少し後かもしれないと書いた。その後米国ではネット上の株式掲示板に、ゲームストップなどのヘッジファンドによるカラ売り残の多い銘柄に対し、買い煽りに参加するような呼びかけがあり、多数の個人が応じて急騰し、売り方が巨額の損失を被るという事件が起きた。ゲーム

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