「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】週末何もなければ来週はかなり反発の公算

韓国株が下がらずに円高・日本株安になる茶番劇 何度も書いているが、現在のマーケットの動きは大方が短期張りのヘッジファンドの策動的な動きによるものである。もちろん火のないところに煙は立たず、それなりのネタはあるにはあるが、そのインパクトを針小棒大に膨らませてメディアに流し、相場に影響を与えようとするのが彼らの常套手段である。 相場操縦と受け取られかねないいかがわしい行動であるから、ヘッジファ

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【上級者向き】多分この下げは買い場、大崩れの公算低い

投資家の大局観が真っ二つに割れている 3月のFOMCでは0.25%の利上げが決定されたが、その後はドル安傾向となり、債券が買われ株式が売られる状況が続いている。経済実勢に特段の悪い変化は見られないが、オバマケア改廃法案に失敗したことでトランプ政権の掲げていた大幅減税や景気刺激策全般の実現性が大きく後退したことに加え、直近ではシリアの毒ガス兵器使用に対する米国のミサイル攻撃が地政学的リスクの高まり

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【上級者向き】Mr.Trump has Trumped(トランプ氏が切り札を切った)

米国勢に多い金利低下予想が円高の根本的原因 米国のシリア空爆は素直に歓迎したい。シリアは北朝鮮からミサイル技術の供与を受けていたとされ、同盟国と言える。北朝鮮がこれ以上の核やミサイル開発を進めるなら次の標的はお前だというメッセージを金正恩氏に発したものである。北朝鮮による直接米国への核ミサイル攻撃が現実化し日増しにリスクが高まっており、中国以外に北朝鮮が耳を傾ける国はない以上、最も穏便な作戦は米

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【上級者向き】外国人は今週も大量売り、だが買い向かいに分あり

経済指標がよいのに米債券が買われドルが売られる 3月30日以来の5営業日でTOPIXは2.42%の下落。おそらくこの間に外国人は1兆円以上売り越している。日本側の悪材料は、米中首脳会談を前に北朝鮮がミサイルをぶっ放すかも、という程度しか思い当たらない。ひょっとしたら森本学園問題が安倍首相退陣の引き金になるかもと考えている外国人がいるのかもしれないが、それは無理筋だろう。 米国ではトランプ政

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 高齢者の定義見直しは抜本的改革の好機

日本老年医学会は本年1月5日に「高齢者の定義と区分」について画期的な提言を発表した。 「後期高齢者」といった区分は廃して、次のような新たな区分とした。 65~74歳 : 「准高齢者」 75~89歳 : 「高齢者」 90歳以上 : 「超高齢者」 このそれぞれの区分にマッチした医療・介護サービスを提供し、ことに准高齢者には就労やボランティア活動に参加できる枠組みを創設すべきとして

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【上級者向き】今がスイートスポットである予感

もし円安になるなら経常利益率過去最高も 年度末の株式市場は本当にひどかった。年度明けの今日の市場も、結局上昇したとはいえ金融株商社株などバリュー系銘柄が冴えず、相変わらず外国人が売り続けているようだ。ただし外国人保有の少ない第二部や新興市場はその影響を受けず、特に二部はシャープが8月に一部から陥落してきた時が100円前後、今では495円と約5倍、時価総額は2兆5千億円となっているおかげもあって、

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【初~上級者向き】 個別開示で投資リターンは向上するか

2017/04/03 | 有料記事

スチュワードシップ・コード(機関投資家の行動指針)を議論してきた金融庁の有識者検討会(座長=神作裕之・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は3月22日、同コードの改定案をまとめた。①議決権行使結果の個別開示②パッシブ運用の投資家の役割強化③機関投資家のガバナンス体制の整備――などが柱だ。投資リターンの向上につながるだろうか。 現在、機関投資家の多くは株主総会での議決権行使結果を、議案の主な種

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