「 マーケットエッセンシャル 」 一覧

基本の話by前田昌孝(第51回、NISA貧乏どうすれば)

「NISA貧乏」という言葉をよく聞くようになりました。将来に向けての資産形成のために、少額投資非課税制度(NISA)を利用しての投資信託への積み立て投資に取り組むのはいいとして、毎月の積立額の設定が多すぎて、日々の暮らしが圧迫されていることを意味しています。ただ、毎月の積立額を減らせば解決するというものでもありません。NISA貧乏を乗り越えられる方法はあるのでしょうか。 家計の黒字は38%

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基本の話by前田昌孝(第50回、オルカンは投資なのか)

投資信託への積み立て投資で一番人気の全世界株式型投信(通称オルカン)ですが、SNS(交流サイト)では「オルカンは投資なのか」という議論が持ち上がっています。「投資」をどう定義するかによって答えは変わってくるような気もしますが、論点をどう整理したらいいのでしょうか。 2月末にS&P投信を追い抜く オルカンは投信運用の大手、三菱UFJアセットマネジメントが自社商品の「eMAXIS Sli

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基本の話by前田昌孝(第49回、株主優待なぜ増える)

株主優待制度を導入する企業がここにきて急増しています。野村インベスター・リレーションズ(IR)のホームページで検索すると、1月末現在で何らかの優待制度を導入いている企業は1662社(東京プロマーケット上場企業を除く)に達していました。2025年3月末には1580社でしたから、1年足らずの間に82社も増加しました。数年前には廃止企業が相次いでいたのに、事情が変わったのでしょうか。 上場企業の

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基本の話by前田昌孝(第48回、債券投資の選択肢)

金利がある世界を迎えると、銀行預金にもそれなりの利息が付くようになりますが、もっと有利な資金の運用先として債券投資の妙味も出てきます。すでに個人マネーは債券に向かってじわじわと動いていて、2025年の個人向け国債の発行額は2007年以来18年ぶりの高水準になりました。個人が資産運用に利用できる債券投資にはどんな選択肢があるのでしょうか。 実質的に元本割れしない 一般の個人投資家が最も

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基本の話by前田昌孝(第47回、「掉尾の一振」の可能性)

根拠のない経験則はアノマリーと呼ばれています。株式市場にはいくつものアノマリーがあります。「セル・イン・メイ(5月に売って去れ)」や「株はハロウィン(10月末)に買え」は米ウォール街で語られる代表的な格言です。日本にも「節分天井彼岸底」「掉尾(とうび)の一振」などがあります。2025年も12月になりましたので、「掉尾の一振」の可能性を考えてみます。 大納会にはご祝儀相場 掉尾は「ちょ

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基本の話by前田昌孝(第46回、高市トレードは本物か)

2025年10月の日経平均株価の上昇幅は7478円71銭と、1カ月間の上昇幅としては1990年10月に記録した4210円60銭を大幅に上回り、過去最高になりました。日本初の女性首相となった高市早苗氏の手腕に期待する買いが大量に入ったためだと思われます。買いが買いを呼ぶ展開は「高市トレード」とも呼ばれていますが、果たして裏付けのある急騰劇なのでしょうか。 本物と偽りの区別は そもそも市

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基本の話by前田昌孝(第45回、証券税制の歴史)

日本の税制で繰り返し話題になっているのが、株式のキャピタルゲイン(譲渡益)課税など金融所得課税の増税です。格差が拡大するなかで、税の再分配機能を高めるためには、非課税制度(NISA)の枠を超えて投資をする富裕層には多くの税金を納めてもらいのでしょう。自民党の新総裁に就任した高市早苗氏はかつて増税方針を語ったこともあります。今回は証券税制の混乱の歴史を振り返ってみます。 できなかった譲渡益課

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