「 遠吠え 」 一覧
【上級者向き】仮想通貨は終わったのか
米情報サイトのコインデスクによると、ビットコイン(BTC)の史上最高値は2017年12月17日に記録した1ビットコイン=19870ドルだった。約1年後の2018年12月16日には84.2%安の3136ドルまで下落し、今年に入ってやや戻している。「終わった」との見方もあるが、復活を予想する声もある。 ビットコインは日本円では高値が1ビットコイン=230万円強、その後の安値が35万4000円とな
【上級者向き】弱気相場入りする世界
株価指数や個別企業の株価が高値から20%以上下落すると、「弱気相場入りした」と定義される。日経平均株価も2018年12月25日に10月2日に付けた年初来高値から21.1%下落し、2016年1月以来約3年ぶりに弱気相場入りした。となると、問題はいつどの辺で底入れするかだ。短期的には警戒感が強くても、向こう一両年中に長期的な買い場が来るかもしれない。 戌(いぬ)年に当たる2018年は、「戌笑う」
【上級者向き】67歳で年収の7倍をためる
老後資金の必要額は、これまでざっくりと「退職金も含めて3000万円」などといわれることが多かった。フィデリティ退職・投資教育研究所の最新の試算によると、今の現役世代が退職するころには、退職年齢は67歳に高まっていて、その時点の年収の7倍をためておく必要があるという。退職時の年収を600万円とすると4200万円だ。野尻哲史所長は「簡単ではないが、できない水準ではないだろう」と話している。 「3
【上級者向き】統合報告書を投資に生かす
財務情報と非財務情報とを合わせた統合報告書を発行する上場企業が増えている。ESG(環境・社会・ガバナンス)情報などを盛り込みながら、企業が中長期的に企業価値をどう高めていくのかを説明しているという。統合報告書発行企業の株価は市場平均を上回る値上がりをしているとの調査結果もある。説得力のある報告書ならば、投資情報としても価値があるかもしれない。 宝印刷傘下のディスクロージャー&IR総合研究所に
【上級者向き】バフェット指標は未到の領域
米中貿易摩擦の激化や米長期金利の上昇をよそに米国株が過去最高値まで買われ、東京株式市場でも日経平均株価の年初来高値更新が近づいている。内外の企業業績の好調が株高を支えているという。しかし、相場の過熱ぶりを測る米国の「バフェット指標」は149%と未到の領域に入っている。2008年のリーマン・ショックから10年、常にリスクはチャンスと隣り合わせにある。 バフェット指標は株式市場の時価総額を名目
【上級者向き】四半期開示は必要なのか
トランプ米大統領が8月17日のツイッターへの投稿で、米証券取引委員会(SEC)に対し、業績の四半期開示を6カ月ごとに見直せないか研究するように指示したことを明らかにした。日本でも2017年に見直し論が浮上し、6月に「現時点では見直さない」との結論を得たばかりだ。改めて議論が盛り上がるかもしれない。 トランプ氏のツイッターによると、「何人かの世界トップのビジネスリーダーとの会合で、何が米国のビ
【上級者向き】シニア向け投信は成功するか
毎月分配型投資信託からの資金流出が止まらない。投資信託協会の統計によると、2017年5月から14カ月連続で解約が設定を上回り、残高もピーク時の6割になった。代わって運用各社が投入しているのが、人生100年時代の長生きリスクに焦点を合わせたシニア向け投信だ。「マイ・ロングライフ」「ライフ・ジャーニー」などのネーミングで売り込むが、果たして高齢者の心を捉えるだろうか。 2011~12年ごろには、