「 井上明生 」 一覧

ROAがどの程度なら投資してよいか?
ROAとROEを算出する②

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第18回 前回お話したことは、 会社の値段を分母に経常利益を分子にしたROAを使って投資を考える 会社の値段はネット有利子負債と株式時価総額の合計とする というものでした。式にすると、次のようになります。   では、これで求めたROAがどのくらいあれば投資して良いのでしょうか。 このROAが高ければ高いほ

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ROAの分母と分子に何をあてはめるか?
ROAとROEを算出する①

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第17回 前回まで、損益計算書と貸借対照表の読み解き方を伝授してきました。 今回からは損益計算書と貸借対照表を使って出てくる収益指標であるROA(総資産利益率)とROE(資本純利益率)の解説をします。そして、投資を考える上でそれらの実践的な使用方法を紹介します。 ROA(総資産利益率)計算式   ROAは投資利益率

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四季報は最新刊だけ手元にあればいい?
損益計算書を読み解く④

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第16回 「四季報」を使って第二のお勧めは、会社の10年以上の長期に渡っての業績推移を表にすることです。 ただし、これは過去の「四季報」を蔵書していなければなりません。会社の長期の業績推移を確認するには会社のHPから決算短信を打ち出し、表を作成する方法もありますが、「四季報」を使ってやる方が断然効率が良いです。「四季報」は毎回買っているが古くなったも

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四季報の業績欄は十分なのか?
損益計算書を読み解く③

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第15回 損益計算書のダイジェストは「会社四季報」(以下「四季報」)に載っています。「四季報」は株式投資には欠かせません。コンパクトですが、上場会社に関わるいろんな情報が掲載されています。 皆さんが「四季報」中で一番よく見るのは業績欄でしょうか。「四季報」の業績欄には過去3期または5期の実績数値と向こう2期の予想数値が載っています。会社の業績を簡単に

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利益=得たお金、損失=失ったお金?
損益計算書を読み解く②

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第14回 前回、損益計算書の見るにあたって次の2つことに留意するように申し上げました。 (1)損益計算書はひとつの見解であって、絶対的なものではない。 (2)損益計算書の利益(損失)と獲得したお金(失ったお金)は一致しない。   (1)について、その会社が特殊な決算をしているかどうかは損益計算書を見ただけでは分かりません。

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“投資適格”に近づく日本株
経営者と資本政策が成熟
JAIIセミナーレポート

ジャイコミ編集部 1月24日に開かれた日本個人投資家協会新春セミナー「2015年世界を読む」のレポート最終回をお送りします。 ジャイコミで「金融リテラシー講座」を連載中の井上明生さんによるお話は、前回の今年の投資方針に引き続き、長期の日本株展望に広がりました。長年の企業年金運用の経験を踏まえた知見は必読です。 ピントが外れた企業年金 日本の企業年金は今、どういう状況になっている

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2015年を読む⑦
2014年に儲かったのは債券、今年は株
JAIIセミナーレポート

ジャイコミ編集部 前回の長谷川慶太郎理事長「逆オイルショックの真の狙いはロシア服従」に続いて、1月24日に開かれた日本個人投資家協会新春セミナー「2015年世界を読む」のレポートをお送りします。 ジャイコミにて「金融リテラシー講座」を連載中の井上明生さんによる、2015年と長期の日本株展望です。年金運用に長年携わってきた視点から、とっても分かりやすい語り口でお話しいただきました。 年初か

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