投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2017/12/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
デフレ脱却が見えた時、日本の投資家はどう動くだろうか 今回が年内最終号になる。1週間後には新年第1号を書くつもりだが、読者の皆様もよい年末年始をお迎え下さい。少し前号のレスキャッシュの続きを書く。 今朝の日経では中国のスマホ決済額が500兆円に上り来年も大幅続伸が必至と書かれていた。キャッシュレス化が全部よいことばかりではないが、かつて重い石や美しい貝殻だった通貨が、金貨となり紙幣となり、
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2017/12/25 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
今の仮想通貨市場は江戸時代のサイコロ賭博の様相にそっくり ビットコインをはじめとする仮想通貨市場が大変なことになっている。最大のビットコインはCBOEが先物取引を開始したのに続きCMEも18日から先物取引を開始したが、同日に一時2万ドル乗せを達成したもののそこから華厳の滝のような下げとなり、一気に10700ドルまで下落、その後売り方の利益確定や安値待ちの買いなどで16000ドルに接近する場面もあ
2017/12/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
すでに人員も設備も不足、1年後には物価上昇率2%に接近 本日の日銀金融政策決定会合は市場の予想通り変更なしで終了。今回もただ一人強硬に緩和措置の拡大を主張した片岡さんという委員は相当の強者(つわもの)だな。最近退任した白井さゆり、木内登英の両氏はいずれも緩和慎重派だったが、現状でも超が付くほどの金融緩和なのに、掲げている目標達成には不十分だから一段と強めよという論理だ。 しかし客観的に言っ
2017/12/18 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
予想外に早く決着した減税法案だが材料は過剰に織り込んでいる 米国の連邦税制改革法案は、上下両院の隔たりが調整に時間が掛かるとの大方の予想に反して急転直下で法案がまとまり、19日にも議会を通過する見込みとなった。トランプ氏が公約した大型政策はこれまで何一つ実現したものはなく、逆に批判は高まる一方なので来年秋の中間選挙ではほぼ同数の下院での敗北はおろか圧倒的優位の下院でも敗北の公算が浮上しているため
2017/12/15 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
楽天ショック、ユーザーにとっては朗報だが既存大手には大凶報 昨日の日経の楽天が携帯事業に通信網を保有するキャリア(MNO)として参入するという報道は強烈なインパクトがあった。これまで携帯電話市場はドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が寡占し、直近9月末の契約者数はドコモ7500万、KDDI5000万、ソフトバンク3900万。各社は2-3年おきにほぼ横並びで値下げはしているが、コスト減少に見合う程
2017/12/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
利上げがあっても米10年国債利回りは2%以下と予想する向きも ビットコインについて前回書いたが、2点間違っていたので訂正する。先物取引が開始されたのはCMEでなくCBOEであり、最近の価格上昇の原動力になったのは中国勢ではなく、主に日本の投資家だったらしい。春頃までのビットコインの通貨別取引データでは、国際市場ではほとんどマイナーな存在である人民元が、市場では首位だったため、周辺環境から推測して
2017/12/07 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
上海株式が下落する中で中国の投機筋が仮想通貨に殺到 ビットコインが爆騰している。2年前は450ドル、1年前に1000ドル大台に乗せる程度だったものが、今年8月5000ドルに接近、そのすぐ後に中国政府がブレーキを掛けたため3000ドルを割り込んだが、その後は毎日上下に荒っぽい値動きを繰り返しながら上値を追い、ついに本日は14000ドル台に乗せてきた。 「こんなものに手を出したトレーダーは即刻