投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2017/11/27 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
今夜の米国取引の後は神経質な展開に 米国市場においては、感謝祭翌日のブラックフライデーと、週末のネット注文による売上高が集計される翌週月曜日(誰もブラックマンデーとは呼ばない)は年間で最も強気心理が支配する日付である。米国GDPの7割を占める消費の、年間で最高潮に達する時期だからだ。ライバルを出し抜こうとする売り手は積極的に値引きの大宣伝を行い、一方買い手もやる気満々で、これと決めた商品を何とし
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2017/11/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
中国政府が理財商品破綻に不支援方針表明 本日は11月最終金曜日だが、米国では小売業が一年で最大の売り上げとなるブラックフライデー。米国株式市場の方もこの日に下落するケースは非常に珍しいとされる。本日の東京市場は朝方こそ円高進行と前日の上海株の急落から、自動化投資関連の一角などから安く始まったものの、半導体関連主導で戻り歩調となりプラス圏に引き戻した。しかし上海株は本日も不安定な動きを続けており、
2017/11/20 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
総合商社や大手都銀の割安感が突出 半導体関連は確かに華々しい好業績であり、自動化投資関連は内外の人手不足という大きな流れに乗っているのは事実だ。しかし半導体は前回書いたように3D化とサーバー需要の拡大という成長加速要因が重なっただけであり、2年後は大きな反動が訪れる公算が強い。同じことは自動化関連にも言え、中国など競合する各社が一斉に投資を増やしているわけで、それが一巡した後の世界が恐ろしい。
2017/11/16 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
上げ幅の38.2%押しをほぼ完了、まだ投機筋が活発に動かす 先週、目先天井打ちと書いたが、早くも今朝の段階で調整は一巡し、再び中期サイクルの第二のピークを試しに行く展開になったと見ている。本日のところは9日の天井を付けたパターンと同様に日経225先物主導の急反発だったが、225寄与度の高い値がさ銘柄の日足を見た印象ではいずれも9日で天井を付けた感が強く、今後も同じパターンで高値更新を狙うのは難し
2017/11/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
日本企業はリスクの捉え方が間違っている 今週の日経ビジネスの特集は「失敗の法則」であった。誰しも失敗など年齢相応に積み重ねてきているので今さらという気持ちもあるだろうが、先般不倫報道で記者会見した時に斉藤由貴が何度も不倫で失敗しているのに懲りない自分を自嘲した言葉「学習しない人間なんですね」が、実は当たっているのだ。 人類は200万年の歴史があるとされるが、大きな集団で暮らすようになったの
2017/11/09 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
一本調子の上げの後、大出来高を伴ったトウバが立った 今回の日本株の上げはヘッジファンドによる日経225に狙いを絞ったものであることはすでに指摘してきたが、本日の急騰と急反落は買いの中心勢力が踏み上げを狙った後に一気に利益確定に出たことを強く示唆しており、ひとまず今回の上昇相場が終わったことを暗示している。ここからしばらくの間、先物では買い手不在の中で高値を掴まされた投資家の投げにより、225で2
2017/11/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
北朝鮮の体制が変わるのは時間の問題、それ自体は結構なのだが 現在トランプ大統領が来日中だが、今回のアジア訪問で最大のテーマが北朝鮮問題であることは明らかだろう。短い歴史記憶の範囲では、北朝鮮は態度の悪いならず者国家であり、国力も脆弱なのでアメリカ様に楯突いたなら容赦なくやっつけちゃうぞ、というのが米国のお決まりの行動スタイル。特に今回は、あからさまに米国本土を標的とした大型核ミサイルの開発を着々