伊藤稔副理事長のコラムが5月11日の日経新聞に掲載されました

『日本経済新聞』2016年5月11日の夕刊に、日本個人投資家協会の伊藤稔副理事長がコラム「十字路」で「解は財政出動にあらず」と題した原稿を寄稿しています。

2016年5月11日『日本経済新聞』

要旨は以下の通りです。

・世界経済の牽引役である米国経済が減速する中、世界経済の浮揚に向け各国が協調し財政出動することへの期待が高まっているが、英独が態度を明確にしていない。

・ドイツは第一次大戦後に起きたハイパーインフレの経験から財政出動には慎重。経済の活性化は構造改革による生産性の向上により達成すべきであると考えている。

・海外のアベノミクスに対する評価は厳しい。「第三の矢」である成長戦略(構造改革)は「まだ的に命中していない」と指摘されている。アベノミクスを再活性化させる手立ては財政出動ではない。

関連記事

「資産運用立国」はカケ声だけに止まるのか。「金利のある世界」をもっと高度利用すべき。まだイケる銘柄5つ。

2024・7・14(第1229回) 入院して早くも5週間。運動出来ないのと、病状の治り方のペ

記事を読む

JAIIアカデミー
長期の日本株はまだまだ有望

去る9月10日、少人数のセミナー&懇親会である「JAIIアカデミー」が日本橋のイタリアンで開かれまし

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

市川團十郎「平家女護嶋」と、「もしトラ・ショック」。かつてのバブル株高と今回との比較。注目銘柄

市川團十郎「平家女護嶋」と、「もしトラ・ショック」。かつてのバブル株高と今回との比較。注目銘柄

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「かくも長き不在」と本格的な「良い円安時代」の始まり。そして私の強気。(第1119回)

カンヌ映画祭でグランプリを取った秀作。1961年の作品で、キネマ旬報の外国映画部門の第1位。黒澤明

記事を読む

基本の話by前田昌孝(第24回、過半が「平均」に届かない)

2023年の東京株式相場は日経平均株価が28・2%上昇して、幕を閉じました。しかし、個別銘柄の年間

記事を読む

PAGE TOP ↑