「 月別アーカイブ:2019年03月 」 一覧

【初・中級者向き】映画「天国でまた会おう」と日銀追加金融緩和とヘッジファンド

「その女アレックス」の面白さは読んだ人にしかわかるまい。二転、三転、私はびっくりさせられた。その作者ピエール・ルメートルがミステリでない分野で、しかもフランス最高の文学賞のゴンクール賞を獲得した小説が映画化されて200万人が見た大ヒット。映画の出来もよく、セザール賞で13部門でノミネートされ5部門を受賞した。 時代は第一次大戦終戦間際、好戦的な中尉プラデルの悪事に気が付いた二人の運命が交差する。

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【初・中級者向き】映画「運び屋」とテクノ冷戦と次の「アップル・ショック」

クリント・イーストウッドの10年ぶりの主演・監督の最新作。8月に84になる私としては89歳のクリントの活躍は本当に心強い。オレも頑張らなくっちゃ。 原題は「THE MULE」動物のラバつまり雄ロバと雌馬の雑種のこと。「麻薬を密輸するために外国から雇われる素人旅行者」の意味らしい。 ストーリーは方々で紹介されているが、実話をベースにしており、90歳の退役軍人で達人園芸家が、ビジネスに失敗し差し押

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【初・中級者向き】映画「翔んで埼玉」と日韓関係と3月買い場

私の生まれは江東区深川清澄町だが、小、中、高と埼玉県浦和市、現在のさいたま市浦和区で育ったいわば準埼玉県民だ。昭和20年3月10日の東京大空襲で深川の家は焼け出され、祖父の隠居所だった浦和にコロがり込んだ。 本当は埼玉を、からかいまくる映画だから、パンフレットにも「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい」。とある。でも映画館は満員だし、皆ゲラゲラ笑っているそうだ、と聞いてさっそく観たが、びっくりした

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