映画「ひまわり」とウォール街のウクライナ停戦を読んだ新しい動き。投資作戦としてW・バフェットを参考に。(第1163回)

公開日: : 最終更新日:2023/03/12 マーケットEye, 中級, 初級, 無料記事 ,

名作「ひまわり」のストーリーは、あまりにも有名なのでここでは書かない。愛する夫を探すヒロインをソフィア・ローレンが演じ、ロケ地はウクライナ中部の農村。従って今後導入部にウクライナのことを書くときは「ウクライナ2」と書くことにする。

わがビジネス・パートナーのSAIL代表 大井幸子さんによると、ウクライナ休戦または停戦を当て込んだ動きが、ウォール街にある、という。

J・Pモルガンが200〜300億ドルのウクライナ復興フアンドのローンチを計画。

またゼレンスキー大統領の個人資産の運用をブラックロックが始めた。

戦況次第なことは云うまでもない。しかし利にさといウォール街の連中が、共和党中心ウクライナ支援疲れを見て、どこかで幕引きをする、と読むのは、ある意味では当然だ。秋か、年末か。

さて、私が予想した「3月のドカ」の時期に入った。

私が信頼している箱田啓一さんが言っていたとうりだ。

また、3月6日の週はNY市場は1500ドルの暴落。東京市場も3月10日大幅下落。先物から見て、来週月曜日の大幅下落は必至である。

一方NYは3月17日のSQまでは、GAFAMなどのハイテク株が利益推定で売られるだろうから、NY安。

では、日本のみなさんはどうしたらいいか。

勿論「ヨーイドン」である。

繰り返し述べている「ブル2倍型投資、ETF」に加えて、ここはWバフェットの作戦にならって、商社株を狙ったら、と申し上げる。

2020年8月31日に発表された時、商社株へ投資は7130億円。現在は2・5倍になった。

同ベースで述べる。

三菱商事1881億円、三井物産1853億円、伊藤忠商事2167億円、丸紅562億円、住友商事867億円。

合計7130億円。

現在、三菱商事4161億円。以下4409億円、4109億円、2166億円、1991億円。

合計1兆7480億円。

円安のおかげでドルベースでは1.9倍。

(以上は元日経編集委員の前田昌孝さんの計算による)

また商社株はPERは10倍以下。配当利回りも4〜5%と高い。

バフェットに学んでポートフォリオの軸として入れたらどうか。

では皆さん、元気を出して!

関連記事

今井澈のシネマノミクス

日米首脳会談と米国防衛関連株の急騰とワクチン供与、 それに解散、日経平均の戻り高値更新    (第1060回)

4月16日、日米首脳会談が行われた。ウラ話を含めて全貌は、来週以降にこ のブログで取り上げる

記事を読む

no image

【投資初心者必見】資産を大きく育てるはじめの一歩

スポーツでも芸ごとでも、一流になる人はほとんど習い始めた時期が早い。これは外国語でも勉強でも同じだ

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

「ラ・マンチャの男」と心配な材料と私の心意気

  いま帝劇で上演されている「ラ・マンチャの男」は松本幸四郎さんが染五郎時代から12

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「ザ・ホエール」と巨体を持て余している中国の不動産バブルの破裂。ウクライナ3 (第1170回)

映画「ザ・ホエール」と巨体を持て余している中国の不動産バブルの破裂。ウクライナ32023・4・30

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」と「プリゴジンの乱」の今後。中国不動産バブル崩壊の行く末。それに日本株の底値と新高値。

映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」と「プリゴジンの乱」の今後。 中国不動産バブル崩

記事を読む

PAGE TOP ↑