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私の協和協会での講演での質問と話し足りなかったこと。
2024・12・15(第1251回) 公益財団法人協和協会は故岸信介総理が設立し、代々総理が会長をつとめて来た由緒ある団体である。現在はお孫さんの岸信夫元防衛相が会長。私はなぜか一昨年に理事のご依頼を受け、その任にあたっている。 昨年11月につづいて今年も12月12日に「日本経済の現状と今後-トランプ2.0にどう対応するか」と題して講演した。 質疑応答を含めて2時間の長丁場なの
再び言う「2025年に金をもうけない人は、オトコじゃない」。木野内栄治論文の意味するもの。
2024・12・8(第1250回) いきなり刺激的な見出しで恐縮しているが、まだ「早く新NISAは全部手放せ、総売りだ」なんてバカを言っている向きがある。何ともなげかわしい。 幸いいい論文が出た。大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんが景気循環学会の機関誌「景気とサイクル」に次のような題で書いている。 <景気循環学会『景気とサイクル』第78号より> 「
映画「スティング」と私が心から驚かされた事件3つ
2024・12・1(第1249回) <映画画像> 1973年製作の少し古い作品だが、何とも楽しい。またどんでん返しに観客皆がダマされる痛快作でもあり一見をおすすめする。 主演はロバート・レッドフォードとポール・ニューマン、監督ジョージ・ロイ・ヒル。そう!「明日に向って撃て!」のトリオの会心の作品でもある。音楽もまことに楽しい。 ネタバレになるからこれ以上書けないが
基本の話by前田昌孝(第35回、失速した日本株)
2024/12/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝
2024年もあと1カ月、日経平均株価が年末に4万円を超えるかどうか微妙になってきました。7月11日には4万2224円02銭の最高値を付け、一段高への期待が高まりましたが、その後は過去最大幅の急落も交え、失速感が拭えません。過去最高値を更新中の米国株との落差が目立ちます。敗因は何だったのでしょうか。 投信リターンも伸び悩み 11月末現在の日経平均は3万8208円03銭で、2023年末の
映画「グラディエーター」と再論、トランプ2.0で日本はこうなる
2024・11・25(第1248回) <映画.comより> 2000年公開、リドリー・スコット監督の秀作。剣闘士(ラッセル・クロウが演じた)の一生を画いた(ストーリーは終わりに書く) 最新作に同名の作品があるが、まだ観ていない。ローマ時代が舞台の秀作「ベン・ハー」と同じく、ローマ時代の“パンとサーカス”が舞台になっている。現代は食料はまあ地球の四分の三の人は大丈夫らしい
映画「アンタッチャブル」とトランプ2.0で日本はこう変わる
2024・11・17(第1247回) <映画.comより> ご存知、米国の禁酒法が生んだギャングの親玉をつかまえた財務省の役人の努力をとらえた映画。主演ケビン・コスナー、アル・カポネをロバート・デ・ニーロが演じた。1987年公開で監督ブライアン・デ・パルマ。老警官役のショーン・コネリーはアカデミー賞を獲得した。 1920年代から1930年代初期の禁酒法時代。地元の警察や
トランプ2.0の日本株新高値更新への影響
2024・11・10(第1246回) <ウィキペディアより> トランプ再選が決定した。表の通り、圧倒的にドル高になる政策が多い(大和総研資料)。 トランプ氏の政策による金利・為替への影響見込み <大和総研11月1日付資料より> ドル高、金地金高、それに11月下旬からの9880億ドル、約1兆ドルの自社株買いとなる見込みなのを含めてNY株高。それに金市場