「 初級 」 一覧
映画「影武者」と資産運用大国としてのわが国の前途は明るいという私の確信
2024・1・19(第1256回) <アマゾンより> 名匠黒澤明監督作品としては、主役が勝新太郎(適役で、これが見たかった!)から仲代達矢に代わったので、イマイチの作品になった。 影武者が後継者である幼い孫と旗本に「山は動かぬぞ」と良く本物が言っていたと教えられた。勝頼が戦いに出たくて「ご決断を」と迫るのに対して、このセリフを言う。そう、私が言いたいのは日本の体質変化で
大河ドラマ「べらぼう」とヘッジファンドの大量ショートポジション。それに日本株のリスクの検討
2024・1・12(第1255回) <番組HPより> 吉原を舞台とした江戸末期、というとやはり視聴率を大きくかせぐのはむずかしいと考えていたが、主演の横浜流星さんがなかなか魅力的である。期待(?)がウラ切られることを期待している。 「べらぼう」の意味だが「ろくでなし」とか「つかい場所のないダメ男」ぐらいの意で使われている。ヒマつぶしを兼ねて、メシ粒をひとつずつへらでつぶ
ごくごく常識的な「2025年はどうなる」。それに今後が約束される15の成長業種
2024・1・1(第1253回) 新年あけましておめでとうございます。 今年は8月27日、満で90才になる。息子の忠告もあり、昨年12月末をもって、ボイスメッセージ「今井澂の相場ウラ読み」はやめることにした。私の体力のおとろえ、在米ニュースソースのリタイアが理由である。要するに、高い精度といい情報がウリの「ウラ読み」は維持不可能になってしまった。ファンの方々申し訳ありません。
基本の話by前田昌孝(第36回、資産運用立国のカギ握るのは)
2025/01/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝, 基本の話
政府が資産運用立国の構築に向けて旗を振っています。2024年1~9月には少額投資非課税制度(NISA)の口座を通じて、13兆8000億円もの個人マネーが証券市場に入ってきました。しかし、資産運用ビジネスの関係者の表情はさえません。外国株を組み入れる低コストのインデックス型投資信託ばかりが買われて、国内の運用ビジネスは蚊帳の外に置かれているからです。 資産運用立国は2023年6月に閣議決定さ
私の協和協会での講演での質問と話し足りなかったこと。
2024・12・15(第1251回) 公益財団法人協和協会は故岸信介総理が設立し、代々総理が会長をつとめて来た由緒ある団体である。現在はお孫さんの岸信夫元防衛相が会長。私はなぜか一昨年に理事のご依頼を受け、その任にあたっている。 昨年11月につづいて今年も12月12日に「日本経済の現状と今後-トランプ2.0にどう対応するか」と題して講演した。 質疑応答を含めて2時間の長丁場なの
再び言う「2025年に金をもうけない人は、オトコじゃない」。木野内栄治論文の意味するもの。
2024・12・8(第1250回) いきなり刺激的な見出しで恐縮しているが、まだ「早く新NISAは全部手放せ、総売りだ」なんてバカを言っている向きがある。何ともなげかわしい。 幸いいい論文が出た。大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんが景気循環学会の機関誌「景気とサイクル」に次のような題で書いている。 <景気循環学会『景気とサイクル』第78号より> 「
映画「スティング」と私が心から驚かされた事件3つ
2024・12・1(第1249回) <映画画像> 1973年製作の少し古い作品だが、何とも楽しい。またどんでん返しに観客皆がダマされる痛快作でもあり一見をおすすめする。 主演はロバート・レッドフォードとポール・ニューマン、監督ジョージ・ロイ・ヒル。そう!「明日に向って撃て!」のトリオの会心の作品でもある。音楽もまことに楽しい。 ネタバレになるからこれ以上書けないが