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平家物語と米国景気の不況入り接近とトランプ2.0の支持率低下、日中対立の行く末

2025・12・14(第1303回) <NHKアーカイブスより> 一代、清盛の時代のみ繫栄した平家。どうもトランプ2.0が似て来たと私は感じる。 なぜか。理由を列挙する。 トランプ2.0の支持率が急降下している。 ①ロイター 支持率38%(就任時47%) ②フォックス  同41%(同49%) ③英エコノミスト 同38%(同49%) ④ギャラ

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高市政権にはアナリストがいないのか? それに12月上旬のNY安予想。日中関係も

2025・12・7(第1302回) 私は昭和34年(1959年)に慶応義塾大学経済学部を卒業して、当時は証券業界ナンバーワンだった山一証券に入社。調査部に配属された。 野村総合研究所に対抗して、研究所をつくろうというので調査部はすぐ大手町にオフィスをおいた。従ってモノの見方はアナリスト的である。 そこに高市政権が「重点投資17分野」を発表した。内容は次の通り。 AI・半導

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基本の話by前田昌孝(第47回、「掉尾の一振」の可能性)

根拠のない経験則はアノマリーと呼ばれています。株式市場にはいくつものアノマリーがあります。「セル・イン・メイ(5月に売って去れ)」や「株はハロウィン(10月末)に買え」は米ウォール街で語られる代表的な格言です。日本にも「節分天井彼岸底」「掉尾(とうび)の一振」などがあります。2025年も12月になりましたので、「掉尾の一振」の可能性を考えてみます。 大納会にはご祝儀相場 掉尾は「ちょ

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橋幸夫・吉永小百合「いつでも夢を」とこの下げ相場の大底。そして注目業種と銘柄

2025・11・30(第1301回) <アマゾンはこちら> 橋幸夫と吉永小百合の歌った佐伯孝夫作詞、吉田正作曲のこの歌が、私は大好きだ。 「言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を」 この爺さんは夢が待ちどうしい。死んだ妻が時々出てくるからだ。 さて、この米国株の相場の下げ止まりは? 私がヘッジファンドのマネジャー数人に聞いたところで

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サン・テグジュペリ「星の王子さま」と、余り情報を信用するとフェイクになるゾという教訓

2025・11・23(第1301回) <アマゾンはこちら> 妻扶美子が亡くなって3年経過した。時々夢の中に出て来てくれるが次第にあきらめがついて来た。いいことか悪いことか私にはわからないが――。 困ったことには話し相手がいないことだ。家族(息子三人・お嫁さん三人・孫娘四人)十人はよく面倒をみてくれるが、やはり多忙だ。ヒマな時の話し相手がいない。もう九十だから男性

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海底資源大国を目指す日本。そして、新しい日米関係。最後にレアアース関連銘柄5つ

2025・11・16(第1300回) <アマゾンより> 今の日本にふさわしいテーマは、新しい日本の生きる道。海洋資源大国としての日本にほかならない。 私は7月6日付の1280回で「全国民必読!」として『ニッポンの国益を問う-海洋資源大国へ』という本をご紹介申し上げた。反響のすごかったことはいう迄もない。 <日本経済新聞より> 今回の日米首脳会談で「レ

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基本の話by前田昌孝(第46回、高市トレードは本物か)

2025年10月の日経平均株価の上昇幅は7478円71銭と、1カ月間の上昇幅としては1990年10月に記録した4210円60銭を大幅に上回り、過去最高になりました。日本初の女性首相となった高市早苗氏の手腕に期待する買いが大量に入ったためだと思われます。買いが買いを呼ぶ展開は「高市トレード」とも呼ばれていますが、果たして裏付けのある急騰劇なのでしょうか。 本物と偽りの区別は そもそも市

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