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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年2月号>

最近の話題 昨秋から年末、更に年明け後も、日本の株式市場では値上がりが著しく、明るい材料となっている。米国の株価も同様で、現在の経済の好調さを反映したものとなっている。有り余る資金が株式市場に流入していて、「バブル期」を思い起こさずにはいられない。 この株価の上昇は、日本の不動産市場にも影響を与えるものだろうか。確かに、従来までは株価の動向と不動産の取引には、少なからず関係はあったと考えられる

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【上級者向き】「リスクオンだからドル売り」なんだって

数か月前は逆のことを言っていたはずだが 米国株式は今年に入ってから一段と騰勢を強めており、SP500などは年初来14勝で今場所優勝した栃ノ心並みの勝ち星で、その全部が過去最高値更新である。NYダウは昨年末から1900ドル高、SPはほぼ200ポイントの上昇。この間ドル円は113.2円から一時は5円ほど下がる場面があり、ドル安株高が鮮明である。これは円安で日本株が上昇したのと同じ構図である。海外部門

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【上級者向き】規制論に揺れるビットコイン

2018/01/26 | 有料記事

代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が下落している。情報サイトのコインデスクによると、1月17日には一時1ビットコイン=9199ドルまで下げ、2017年12月17日に付けた取引時間中の最高値1万9783ドルからは半値以下になった。ドイツやフランスから国際的な規制を求める声も出ており、規制を嫌って資金が流出している面もある。しばらく混乱が続くかもしれない。 1月17日の急落は中国や韓国など

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【上級者向き】ほとんど気分で動いている現在の円相場

ドルが下がると都合がいい連中が策動的に動かしている模様 ドル円のように2国間の通貨を対象とした為替取引では、合理的な決定要因として両国の金利、インフレ率、成長率、国際収支などの格差が挙げられる。この他にも政治・軍事的要因や財政健全性に対する見方が重要になる場合がある。一時的には天変地異や災害、大きなイベント開催、大型の企業買収などの資金移動が影響する。 ドル円相場は4か月半ぶりに108円台

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【上級者向き】米国市場はクライマックス接近の様相

長期金利と一緒に株価が上昇、楽観主義が強まっている 世界の株式投資家の基準となるインデックスは米国のSP500だが、今年になって14日間ある取引日のうち11日が上昇で連続安はなし、上げた11日全てが過去最高値更新という凄まじい結果である。一方、10年債利回りは昨年末2.409%だったのが2.65%に上昇している。資金が債券から株式市場にシフトしているということもできるし、今年から始まる法人減税効

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【上級者向き】相場はけっこう荒れている

投機筋による不自然な動きがあちこちに見られる ビットコインの急落を例外として、株式市場の堅調さに比べるとあまり大きく取り上げられていないが、為替相場も原油価格もおかしな動きが続いている。日本の市場では上がっているのは半導体や省力化機械(FA)関連に集中し、大半の銘柄はさほど上がっているわけではなく、バリュー系銘柄と一括りにされる銘柄群もバラツキが大きくなっている。 データセンター増設とチッ

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【上級者向き】1万円札が廃止される日が来るのか?

タンス預金は日本だけの特異な現象 日経に主要3通貨の年末現金流通残高が440兆円に上るという記事が載っていた。世界通貨とも言えるドルが180兆円余りでGDPの約1割に対し日本円の106兆円はGDPの約2割でドルの2倍である。このうち1万円札は98.7兆円で全体の93%。常識的に考えてもこのうち半分の50兆円前後は「退蔵用」、いわゆるタンス預金とみて間違いない。デフレ時代だったうえに「銀行が潰れる

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