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【上級者向き】景気への見方が激突、FRB幹部と大手市場参加者

利上げがあっても米10年国債利回りは2%以下と予想する向きも ビットコインについて前回書いたが、2点間違っていたので訂正する。先物取引が開始されたのはCMEでなくCBOEであり、最近の価格上昇の原動力になったのは中国勢ではなく、主に日本の投資家だったらしい。春頃までのビットコインの通貨別取引データでは、国際市場ではほとんどマイナーな存在である人民元が、市場では首位だったため、周辺環境から推測して

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【上級者向き】懸念材料抱えており慎重な強気を推奨

相当に株式の買い需要は底堅い、反面悪材料も拡大中 11月10日から本日12月11日までに、株式市場はほぼ1%上昇した。ドル円は113円台でほぼ横ばい、米SP500は2.7%上昇だから、史上最高値更新中の米国株に引き摺られての上げとも言える。だが予想PERは日本の14.5倍(日経225全銘柄)に対しSP500が23.1倍(日本と比較するため一時的損失を含むベース)で、断然日本株の方が低い。この間の

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【上級者向き】中国危機が迫っているからこそビットコインが爆騰している‼

上海株式が下落する中で中国の投機筋が仮想通貨に殺到 ビットコインが爆騰している。2年前は450ドル、1年前に1000ドル大台に乗せる程度だったものが、今年8月5000ドルに接近、そのすぐ後に中国政府がブレーキを掛けたため3000ドルを割り込んだが、その後は毎日上下に荒っぽい値動きを繰り返しながら上値を追い、ついに本日は14000ドル台に乗せてきた。 「こんなものに手を出したトレーダーは即刻

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【上級者向き】日経平均3万円説、ちょっと待った‼

来年度達成は不可能とは言わないが、前提に疑問あり マネックス証券が2018年度日経平均3万円到達説をぶち上げ、業界にセンセーションを呼んでいる。発信元は同社チーフストラテジストの広木隆氏で、筆者評価でも現役証券系では三菱UFJモルスタ証券の藤戸さんと双璧に挙げてよい人物である。ただ時々一緒に飲みに行く間柄だから敢えて茶々を入れさせてもらう。 広木さんの言う3万円到達の根拠は、「来年度後半に

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長谷川慶太郎の時局分析~No11~北朝鮮の崩壊は意外に早い

北朝鮮が中国との関係を断ち切りました。 中国の後ろ盾(支え)があるからこそ独裁体制が維持できていたのに、「寝首を掻くなら掻いてもいいですよ」って意思表示をしたわけです。 どういうことかというと、中国が特使を通じて何度も対話を申し入れたのに、金正恩がついにウンと言わなかった。そこで中国は「北朝鮮のことはもう見限りましたから、好きなように料理していいですよ」ってアメリカに言ったわけです。

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 銀行株は魅力を取り戻せるか

日経平均株価は乱高下を繰り返しながらも、26年ぶりの高値圏にあり、さらなる上昇も期待されている。 ところが、金融株、ことに銀行株は2006年来趨勢的に比重を下げ、11月以降の上昇相場局面でも取り残されている。新高値追いの米国市場でも、金融株は年初来ニューヨーク・ダウの上昇をかなり下回っている。(図1) このような状況を踏まえて日銀が半年に一度公表する「金融リポート」2017年9

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【上級者向き】 半導体関連株の「不都合な真実」

東京エレクトロンが大相場になった後は半導体不況が来る 筆者は1986年に生保を退職して勧業角丸証券でアナリストとなり、最初は機械セクター全般、翌年からもう一人と組んで電機セクターを担当した。元々バイサイド、運用側を志望していたので勉強になりさえすれば給料はどうでもいいというスタンスだったが、バブル最盛期で茅場町交差点付近では土地が一坪で1億円を大きく超え、その中心業界にいて30歳で年収が400万

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