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年末に向け苦難の米国市場、しかし粘れる日本株
2022/09/20 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
利上げの連発でついに米国にリセッション懸念 13日、米CPIが予想より高かったため米国株は今年最大の下落となった。しかしこれに先立つ4日間、ヘッジファンド等が売り方の踏み上げを狙って強引な買い上げをしていた。その分を吐き出したに過ぎない。 来週21日のFOMCでは0.75%利上げが確実視されるが、それ以上に市場の関心はドットチャート(金利予想図)に集まるだろう。今年末のFFレートは平均
映画「タイタニック」と中国の不動産市場の沈没。反面わが国のインバウンド消費の浮上(第1133回)
この大作は私が日債銀投資顧問の専務時代(1997年)の作品。アカデミー賞作品賞監督賞など、11部門を獲得した。 部下の女性たちがねだるので、何と3回も観た記憶がある。 終盤の名セリフのシーンで、同じ女性(2回も連れて行ったのです!)が必ず泣く。 ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がローズ(ケイト・ウィンスレット)に、冷たい海に浸かって凍えそうな局面でいう。 「君
映画「大いなる西部」とウクライナ情勢の新展開。現在が何年かに一度の超買い場であることの証明。私の4万説。(第1132回)
ウイリアム・ワイラー監督が広大な土地とそこに生きる人々を描いた大作であり、同時に「対立」の物語でもある。1958年の作品。 東部からテキサスの牧場にやってきた男(グレゴリー・ペック)は牧童頭(チャールトン・ヘストン)から敵視される。牧場主(チャールス・ビックフォード)は隣の牧場主(バール・アイブス)は宿敵である。ペックは東部で知り合った牧場主の娘(キャロル・ベイカー)と結婚するため