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映画「コーダ あいのうた」と低下し続ける金価格の今後。NY株安。私の強気(第1116回)
「CODA」とは「耳の聞こえない両親から生れた子供」という意味。第94回アカデミー賞作品賞を得た秀作。耳の聞こえる美声の娘の物語だ。 私の心を打ったセリフを始めに書く。(もちろん手話だ。) 「何かが失われるが、しかし毎日、何かを得る。(物事は)両方のサイドから見なくてはならない」 物事はたしかに両サイドから見なくては、金価格が上昇のあと下落したことへの解釈は「両方」から見な
米国は6月FOMCまで下値模索
2022/05/16 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
暗号資産への不安が台頭、グロース銘柄全般に売り 米国の投資家が右往左往している。4日のFOMCにかけてはFRBメンバーの講演で金融引き締めを急ぐ主張が相次いだため、7月までに0.5%利上げを3回実施という見方が主流となった。ところが1-3月GDPが―1.4%となり、4-6月以降も低成長が続きそうだという意見が浮上してきて、あまり引き締めを急ぎ過ぎるのは危険との説が強まって
三谷幸喜「鎌倉殿の13人」と円安。私の日経平均4万円説(第1115回)
当代きっての才人の三谷幸喜さんの作品なので、最初の放映からずっと観ている。 木曾義仲の没落と死。源義経の腰越止めまで観て、国家の盛衰と似ているな、と感じた。 企業の力(収益)と国力との相関関係も私が従来から力説している。その企業収益が今後、もっと上昇する。 円安のおかげである。 文藝春秋6月号に「ミスター円」と異名をとった元財務官の榊原英資さんのコメントが載っている。