「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】改造内閣で見えたことは「当分解散はなし」

お友達色を一掃、かきくけこ人材の登用が目立つ 昨日は築地場外市場で火事があり、筆者もご近所の野次馬として見に行った。夕5時の出火から15時間燃え続け、銀座から新橋にかけて薄い白煙が広がっていた。火元付近の店員は出火1時間ほど前から焦げた臭いがしていたと言っており、建築後50年超の木造家屋が密集している地区なので、表に出ていないところで漏電した疑いが濃厚だったが、夕方のニュースでは、ラーメン店での

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【初・中級者向き】映画「突然炎のごとく」と内閣改造と今後の政局

  2017・8・6 7月31日、89歳で亡くなったジャンヌ・モローさんを偲んで、フランソワ・トリュフォ監督の1962年の名作をDVDで観た。 オーストリアの青年ジュールはモンパルナスでフランス人のジムと知り合い、文学という共通の趣味を通じて無二の親友になる。二人はカトリーヌという女性と知り合い、同時に恋に落ちてしまう。「美人でも聡明でも誠実でもないが、すべての

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【上級者向き】決算は日本は好調だが米国は今一つ

ドル安債券高に支えられている米国株価 225構成銘柄の入れ替えがあり、昨日から新しいベースの集計となった。早くも113社、時価総額ベースで54%が発表を終え、残る大物は総合商社、通信大手にトヨタというところまで進んでいる。本日は三菱商事、丸紅、ANAがあり、本日終了時点で60%が発表済みとなるため、ほぼ大勢は決したことになる。 113社の四半期純利益合計は3兆8485億円、前年が2兆605

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 上場企業の新陳代謝促進を

最近の企業不祥事関連のニュースを聞くにつけ、東証の上場廃止基準はどうなっているのかと、その運用方針に疑念を抱かざるを得ない。同時に、上場維持に心血を注ぐ企業の経営戦略にも理解できないところが多い。 いくつかの具体例を基に、問題点と解決策を模索してみたい。 企業側の都合で簡単に延期される決算 東芝をはじめ、監査法人との対立などで監査証明が得られないために、決算発表を延期する企業が続出してい

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【初・中級者向き】映画「関ヶ原」とペンス副大統領の意外な行動

  2017・7・30 司馬遼太郎さんの大作のひとつで、590万部を売った国民的ベストセラーの映画化。岡田准一が石田三成、役所広司が徳川家康という配役も面白い。三成を、正義を信じ純粋すぎる武将、家康を天下取りの野望に燃える武将、という対極に置いて司馬史観で物語が展開する。つまり太閤秀吉が天下を取った術を「利害を持って説くだけで正邪ではなかった」。秀吉が統一して13年、

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【上級者向き】日本株に上昇の潜在力も、テクニカル要因で日柄待ち

    銘柄入れ替えと海外勢のドル売り債券買いが立ちはだかる 昨日から6月締めの決算発表が本格化している。3月決算以外も含めた225採用銘柄のうち31社、時価総額で約18%が発表済みだが、この四半期の純利益合計は7027億円で前年比28.2%増益とすこぶる好調である。もちろん大半が会社計画を上回っているので、中間決算後には上方修正する企業が続出することだろう。発表済み

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【上級者向き】安倍政権の大罪 言論の自由を封じる

民主主義の手続きを軽視、重要情報は隠匿し多数決で押し切る 国会では昨日から安倍首相を参考人に招致して加計学園問題への質疑を行っているが、野党側が証拠書類や信憑性のある情報に基づいて質問をしているのに対し、安倍首相側参考人からはそれに対し「記憶にない、記録にない、認識していない」の連発(加戸元香川県知事だけは違うが)で全く議論が噛み合っておらず、疑惑は深まるばかりと伝えられている。 しかし確

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