「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】FRBの引き締め姿勢に変化なし、市場との溝が一番と深まる

FEDに逆らうなという相場格言に逆行している米系投資家 本日の日銀決定会合は全くの無風。雇用関係に逼迫感が強まってはいるが、生産・消費は横ばい強含み程度なので、従来通りの緩和エンジン全開で決着。ただし、国債の買付け額は年60兆円ペースに落ちており、株式ETFもどうやら年5兆円ペースに落ち着きそうで、買付け枠は維持するが実行額は未達となっても構わない、英語でビナイン・ネグレクトと言われる姿勢のよう

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【上級者向き】日米とも値がさ銘柄の動きに変調、FOMC前に利益確定か

大口投資家が利益確定に動いた公算大 堅調を維持していた米国株に変調が見える。個人投資家協会会員向けの月イチレターにも書いたが、先駆株に利益確定の動きが急に広がっており、週末の米国市場でFANG(ファング=フェイスブック、アマゾン、アップル、グーグルの頭文字)と呼ばれるIT系値がさ人気株にまとまった売りが出て急落、一方で金融株が買われるという妙な動きがあったため、ダウは3日連騰して史上最高値を更新

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【初・中級者向き】映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」と近未来の大幅安

  2017・6・11 本年度アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞を獲得した秀作。大きすぎる悲劇で壊れてしまった男の再生を、淡々としたドラマで見せる。私はシドニー・ルメットの「質屋」を想いだした。音楽も素晴らしく、終盤にマスネーの歌劇「ケルビーノ」で明るくシメている。 主人公リーは暗い影がある中年男でアパートの管理人兼便利屋で、なにに怒っているのか機会さえあれば、殴

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【上級者向き】まだ上昇余地を残すも、ハイテクには天井感

中期サイクルはなお上向き、予想PERはまだ14倍 1か月前、日経225は2万円を目前に目先天井となったが約1か月の揉み合いの後2万円台に乗せてきた。4月17日が中期サイクルの安値だったこと、15年12月の高値を明確に超えたことで、現在は中期サイクルの天井に向かう途中である公算が強い。過去1か月で特筆すべきは、ドル円が114円から110円に低下する中で株価が上値を取ってきたこと。すなわち(一時的な

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【上級者向き】小池百合子氏、仕掛けのタイミングを逃したかも

豊洲移転をギリギリまで引き延ばす作戦が裏目に 滅多に競馬など見ないという人も先月末のダービーを見た人も結構いるだろう。実は日本の競馬は今では世界的トップクラスであり、金にあかせた賞金、高額種馬の買い付けに留まらず評価が上がっている。そこで一昨年有力騎手だった仏ルメール、伊デムーロの二人が日本語で受験してJRA騎手免許を取得、高額賞金レースを中心に勝ち捲っている。 先日のダービーではルメール

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【上級者向き】2万円乗せが実現した二つの理由

雇用ひっ迫によるデフレ脱却予想に収益予想の更新が重なった 6月に月替わりした途端、株価は連日の大幅高となり、 日経225は2万円大台回復 どころか一気に2年前の高値に迫る20239円まで上昇する場面 があった。為替が若干 円高方向だったにも拘わらず株価が急伸したことに意外感を持つ人 も多かったと思 うが、筆者はそれまでのもたつきの方が異様であり、 ファンダメンタルズの改善に

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【初・中級者向き】

  2017・6・4 1988年の実話をもととしたある山師の物語で、マシュー・マコノヒー主演。主人公ケニーは地質学者マイクとボルネオの密林の中に目星をつけ、ついに史上最大の金鉱を発見するが、そこから飛んでもない展開が始まる。 金についての映画はゴールドラッシュを中心とした冒険映画(「チャップリンの黄金狂時代」「マッケンナの黄金」)とゴールドに目がくらんだ人間同士

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