「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】しばらく2万円大台を固める動きに

フランスも北朝鮮も無難な展開、リスク回避の資金が還流 注目のフランス大統領選挙は大方の予想でもマクロン氏が圧倒的優位だったうえに、直前のテレビ討論でもマクロン氏がルペン氏の議論の矛盾を徹底攻撃して逆転の芽を完封したため、この時点で結果はほとんど確定してしまった。早めに休暇入りしてしまった東京市場では、BREXIT、トランプ当選と選挙絡みで打撃を受けた記憶があるため、裏目に出ることを警戒したポジシ

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【初・中級者向き】映画「無限の住人」と地政学リスクとメタ・ハイ

  2017・5・7 なにしろキムタクのチャンバラモノ、三池崇史監督だから面白そうと考え、観た。原作になっているコミックは読んだことはない。しかし、これは丹下左膳のパクリだな、と考えた。右眼、右腕がなく赤の長襦袢を着たニヒルな80年前ヒーローの平成版、といったところか。   主人公万次は罠にかけられ目の前で最愛の妹を殺され、自身も瀕死の重傷を負う

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【上級者向き】 決算発表序盤戦は好スタート

運輸と電力が大幅赤字でも1-3月純利益は前年の4倍 28日が決算発表集中日だったこともあり、本日までに225銘柄中で74社、時価総額で35.4%が1-3月中に終わった決算期の発表を終えた。うち3月期決算企業は58社。終わった四半期の純利益は1兆3234億円、前年の3399億円の3.9倍である。今年は海運、ヤマト運輸、電力が軒並み赤字となったが、昨年はソニー、ホンダが赤字だったほか急激な円高による

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【初・中級者向き】映画「グレートウォール」と習近平と「北」の核攻撃

  2017・4・30 何しろ中国第一の映画監督チャン・イーモウの新作なので早速楽しみにして行ったが、「HERO」「LOVERS」「初恋の来た道」などの名作と違い荒唐無稽なファンタジー映画だった。主演マット・デイモンが先のアカデミー賞で司会からいじり倒され、米国では興行収入も大コケ。まあ中国市場をアテにしているのだろうが。   私も観光旅行で行っ

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【上級者向き】中期サイクルが上向き2か月程度は上値志向

次のハードルは米国1-3月GDP、それを乗り切ればさらに円安 大体筆者がイメージしていた通りの展開となっている。日経225は17日朝の安値18224円から本日まで1065円も反発しているので、前々回書いたようにまず中期サイクルが底入れしたのは間違いない。株価の場合特にそうだが、相場はサイクルの安値を付ける少し前に急激に下げ、底入れ直後に最も力強く上昇するというのがサイクル分析の基本セオリー。株価

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【上級者向き】25日北朝鮮に波乱なければ連休明けまで続伸の公算

フランス選挙は予想通り、残るハードルは北朝鮮のみ 先週までの下げが理屈に合わっておらず、何者かの策動でそうなったのだと見切ることが本日の上昇は簡単に予想できた。鬼面(きめん)人を驚かす材料を流し、慌てた向きをさらに叩くことで理屈破りの動きを作り出すのだから、その材料が空振りに終わったならば自動的に元に戻る。ましてそのタイミングが金星逆行と株価の中期サイクル終了にダブルで重なれば、その反動の戻りは

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【初・中級者向き】 映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」と金正恩と籠池、ルペン

  2017・4・23 ことし80歳のケン・ローチ監督の傑作でカンヌ映画祭でパルム・ド-ル賞を獲得した。英国の地方都市ニューカッスルが舞台で主人公は妻に先立たれ一人暮らしの59歳の大工。 映画は主人公と女性職員とのやり取りから始まる。ブレイクが受けている支援手当の審査を受託している民間企業の職員だ。 「帽子をかぶるくらい腕は上げられますか?」「手足は悪くな

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