「 マーケットEye 」 一覧

【初・中級者向き】 ソフトバンク債が話題。ハイブリット債と株式投資はどちらに投資すべき?

このところハイブリット債という聞き慣れない債券が出回っています。内外の金融機関が発行しており、三菱商事も発行しました。9月にはソフトバンクが個人向けと機関投資家向けの2種類を大型発行します。ソフトバンク債について一部の証券会社がさかんに勧誘しているようで、「これは投資できるのか?」という質問がきています。「第3回 ソフトバンク 劣後特約付社債」の発行条件はつぎのようになっています。ただし、正式な条

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【上級者向き】 売り手少なく17800 円まで強い抵抗はない

資金シフトが始まっている、売り手が少ないから出来高は少ない 英語のテクニカル分析の教科書に、アキュムレーション・ディストリビューションという項目があることがある。主に個別銘柄の売買について書かれることだが、日本語で言うと大口の投資家による買い集めと処分売りを意味する言葉である。目立った材料がないのに、1 か月以上に及ぶジリジリとした上げまたは下げのトレンドが起きている場合、こういう投資行動が起き

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【初・中級者向き】映画「後妻業の女」と自分年金の決心 

2016・9・4 黒川博之の原作が面白かったし、何といっても大竹しのぶが悪女を演ずるのが魅力で観た。予想通りほとんどが中年以上の夫婦連れで満席。殺される側の金満老人役が津川雅彦や六平直政、伊武雅刀などの芸達者だし、真相に迫る探偵役の永瀬正敏も良かった。陰惨になりやすい話だが、そこは大阪弁の柔らかさと軽快さで、面白い喜劇にしている。私は笑いっ放しだった。 小夜子(大竹しのぶ)は7

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【上級者向き】 債券から株式へのシフトはこれから始まる

胸を張ってよいGPIFの運用成績、自信を持ってリバランスせよ 先日発表されたGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人といちいち書くのも憚られるので今後はGPIFと表記)の4-6月運用実績は、5兆円余りのマイナスとなった。誰それが離婚したとか大損したとかの、弱い者いじめのネタが大好きなマスコミが、この大ネタに飛びつかないはずがない。第一、彼らにいじられるのを嫌って安倍政権は参院選前の結果発表を封印

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【初・上級者向き】 経営者報酬にも信賞必罰を

経営陣に対する長期インセンティブ報酬の一環として、リストリクテッド・ストックなどの「譲渡制限付株式報酬」を導入する企業が相次いでいる。2005年6月に適用が始まったコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)で、経営陣の報酬に適切なインセンティブ付けをすることが求められ、関連の税制も整備されたためだ。今後、日本企業の役員報酬も高額化し、株主と経営陣とが利害を共有するようになるかもしれない。

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【上級者向き】 ドル円がトレンド転換すればTOPIXは1500トライへ

円安傾向が定着すれば業績不安後退、自社株買いも増加 イエレン講演の後、以前から利上げ賛成のコメントを発していたフィッシャー氏もその可能性を強く示唆する発言をしたから、市場のトレンドは債券売り、ドル買いに傾いた。このレポートではかなり詳細に米国の景気や物価について解説してきたが、素直に経済データを見てきた人には何ら驚くほどのことはなかったと思われる。 だが、投機筋は指標にお構いなしに「ドル安

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【初・中級者向き】映画「ニュースの真相」と情報コントロール

  2016・8・28 2004年、CBSの報道番組「60ミニッツⅡ」のスタッフに再選を目指すジョージ・W・ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑の情報タレ込みがあった。 プロデューサーのメアリー(ケイト・ブランシェット)は他局にさきがけ報道したく、完全なウラ裏付けが取れぬまま放映する。 ところが採用した証拠のコピーをブロガーが偽造と断じ、同業他局も激しく批判報道を

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