「 マーケットEye 」 一覧

【上級者向き】 大目標はドル円の150円、TOPIXの2200

足元の調整は単なる揺り戻し 大発会の後の株式市場は冴えないが、その理由は今晩予定されているトランプ新大統領の記者会見である。1か月前に予定されていたが、彼のビジネスと新職務との利益相反の可能性があるため、新任早々の法的問題の浮上を避けるために慎重に内容チェックをしたものと思われる。その割にはあちこちに好き勝手のコメントを発しているが、それも大統領就任までのこと。大統領が国家的理想に反する「個人的

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【上級者向き】 トランプバブル継続中、過熱まで売りは我慢

米金利が急反落するまで円安株高は続く 今回の文章はタイトルも小見出しも前回とほぼ同じである。念頭に置いておくべき事実は、日本の株価は為替相場と密接に連動していること、そして今年に限ればFRBが相当強固に利上げを続行するのに対し、日銀はそれに劣らぬほど強固に現在の超緩和政策を継続するだろうことから、日米の金利差は拡大するため、大勢としては円安傾向が続くということである。したがって大局観としては円安

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【初・中級者向き】映画「アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場」と一時的円高

  2017・1・8 戦争映画というと戦闘シーンがつきものだ。しかし今回私が観た「アイ・イン・ザ・スカイ」はドローンによる戦争と、その戦争から生まれる倫理的問題を取り上げた。なかなかの力作だ。 英米合同でテロリストを追う英軍大佐パウエル(ヘレン・ミレン)はドローンで得た情報からケニアのナイロビに潜む過激派の拠点を発見、自爆テロ計画がわかり、テロリスト5人の殺害を

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【上級者向き】 対中貿易赤字削減がトランプ政策の焦点

大局観は円安ドル高でイージーだが、波乱の種が散らばっている 新年明けましておめでとうございます。今年は昨年よりは落ち着いた年になりそうですが、そこここに落とし穴が待っていることは同様と思います。少しでもご参考になるよう頑張りますので、本年もご愛読くださいますようよろしくお願い申し上げます。 今年の大発会は昨年と打って変わっての急騰だった。クリスマス前後から買いを手控えていた外国人が、年末時

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤
NISAよ、LISAにならえ

政府は昨年12月に少額投資非課税制度(NISA)の使い勝手を向上すべく「積立型NISA」の新設を決定した。 毎年40万円までの投資から得られる譲渡益などを20年間非課税とし、個人投資家に長期間投資してもらうことで「貯蓄から投資へ」の流れを後押しする狙いが込められている。 新制度は2018年1月からスタートし、2037年まで投資できる。現行のNISAとの併用は認めず、利用者はどちらか選択

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【初・中級者向き】映画「ドント・ブリーズ」と新年のテン・サプライズ

  2017・1・1 「ドント・ブリーズ」は世評通り2016年公開洋画のベストスリーに入る傑作だ。ホラーでありサスペンスであり、ともかく練りに練ったシナリオで息もつかせない展開。映画館中がシーンと静まり返って手に汗握って画面に見入る。もちろん、ヒソヒソ話もポップコーンをつまむ音もない。まあコワーい話がお好きな方は必見。   舞台はデトロイト。大酒のみの母

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【上級者向き】 勉強のコストを考えよう

情報管理の労力、コストは意外に大きい あなたは投資をすべきか否か。そもそも投資をする資格があるか。この質問は簡単なようで意外に回答が難しい。ここで語るのは株式投資に限らずギャンブルも含めて、自己資金を投入して成果または損失を発生する何物かを買い、成果は結果次第という「広義の投資」と呼ぶもの全体についてである。 投資は、直接の投資金額のほかに投資を決断するまでに多額のコストや労力を投入しなけ

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