「 今井澂 」 一覧
【初・中級者向き】映画「泥棒役者」とHFの売りと中国・サウジ・北のミサイル
2017/12/08 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・12・3 世評が高いので見たら、儲けものの一作。安田征史という監督は知らなかったが、自身の舞台を映画化しただけに、よく練れたセリフのやり取りだ。主演の丸山龍平は関ジャニ∞のスターだそうだ。周囲は若い女性ばかり。82歳のジイさんなんて私だけ。でも私は大笑いを何べんもした。まわりからはクスクス笑いが続いた。コメディ好きの方はどうぞ。 主人公はじめは金庫破りの名人だった過去がある溶
【初・中級者向き】映画「ローガン・ラッキー」と日本経済と株価の夜明け
2017/11/28 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・11・26 アカデミー賞監督スティーブン・ソダーバーグが4年間のブランクを置いて「脚本にホレ込んだから」の理由でこの作品を監督した。 私はこの「ローガン・ラッキー」を観て、古典落語の「時そば」を思い出した。例の「何どきだ?」「ここのつでー。10,11・・・」と一文ゴマかしたのを見て、マネした間抜けがドジるオハナシだ。当時の蕎麦は16文、九つは午前0時。
【初・中級者向き】映画「絶壁の彼方」とトランプ大統領の危機と日・米株
2017/11/20 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・11・19 1950年の英国の映画で、一流の映画通の中でメチャ評価が高い作品だ。和田誠さんと三谷幸喜さん共著の「それはまた別の話」の対談で12本取り上げ、その中にこれが入っている。 小林信彦さんの「2001年映画の旅」で「20世紀の洋画100」に入っている。小林さんのコメントは「旧共産圏の国に連れ込まれた医師がいかにして逃れるか。ハラハラドキドキの連続で、
【初・中級者向き】映画「ゲット・アウト」とサウジ内紛とオイルマネーの売り
2017/11/13 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・11・12 製作費450万ドルで営業収入約2億ドルものヒット。ホラーというジャンルに人種問題を持ち込んだ、まことにユニークな映画だ。監督は差別ネタを得意とするコメディアンのデビュー作。実に面白い。拾い物の一本だ。 NYで写真家として活躍している黒人男性クリスは、白人の恋人ローズの実家に招待される。過剰なまでの歓待と差別主義者でないはずの家に、黒人の使用人が
【初・中級者向き】映画「アトミック・ブロンド」と中国党大会人事と「北」制圧
2017/10/30 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・10・29 「007」のジェームス・ボンド、「ミッション・インポシブル」のイーサン・ハントなど男性スターが独占してきたスパイ・アクションのジャンルに、シャーリーズ・セロンが挑戦した。私は彼女のファンで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の女戦士フユリオサ役なんて凄かった。今回の「アトミック」・ブロンド」は主役だけでなく製作にも加わった。 主役ロレーンは英
【初・中級者向き】「危険な関係」と安倍おろしクーデターの敗北
2017/10/22 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・10・22 玉木宏と鈴木京香の主演で渋谷のシアターコクーンで上演中。ド・ラクロの小説を私は映画でしか知らなかったのだが、劇も面白い。外国人の演出なので一寸ズレているところもあったが。 ウィキペディアで調べたら映画だけで8本もあった。一番憶えているのが1988年のジョン・マルコビッチ、グレン・クローズそれにみずみずしかったユマ・サーマンのハリウッドもの。それにペ・ヨンジュンの韓
【初・中級者向き】歌劇「ドン・ジョバンニ」と選挙と日経平均3万円の時期
2017/10/16 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2017・10・15 モーツアルトはこの歌劇の序曲でいきなり「最後の審判」を思わせる和音から始めた。続いて快活なメロディは主人公の女たらしならではのフットワークの良さを表す。この序曲をたった一晩で作曲したとか。天才らしいエピソードだ。 まず今晩の夜這いは相手の抵抗に会い、ドン・ジョバンニは逃げかけるが、襲われたドンナ・アンナの父親の騎士長がこの不届き者を成敗しようと