「 今井澂 」 一覧

【初・中級者向き】映画「絶壁の彼方」とトランプ大統領の危機と日・米株

  2017・11・19 1950年の英国の映画で、一流の映画通の中でメチャ評価が高い作品だ。和田誠さんと三谷幸喜さん共著の「それはまた別の話」の対談で12本取り上げ、その中にこれが入っている。 小林信彦さんの「2001年映画の旅」で「20世紀の洋画100」に入っている。小林さんのコメントは「旧共産圏の国に連れ込まれた医師がいかにして逃れるか。ハラハラドキドキの連続で、

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【初・中級者向き】映画「ゲット・アウト」とサウジ内紛とオイルマネーの売り

  2017・11・12 製作費450万ドルで営業収入約2億ドルものヒット。ホラーというジャンルに人種問題を持ち込んだ、まことにユニークな映画だ。監督は差別ネタを得意とするコメディアンのデビュー作。実に面白い。拾い物の一本だ。 NYで写真家として活躍している黒人男性クリスは、白人の恋人ローズの実家に招待される。過剰なまでの歓待と差別主義者でないはずの家に、黒人の使用人が

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【初・中級者向き】映画「アトミック・ブロンド」と中国党大会人事と「北」制圧

2017・10・29 「007」のジェームス・ボンド、「ミッション・インポシブル」のイーサン・ハントなど男性スターが独占してきたスパイ・アクションのジャンルに、シャーリーズ・セロンが挑戦した。私は彼女のファンで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の女戦士フユリオサ役なんて凄かった。今回の「アトミック」・ブロンド」は主役だけでなく製作にも加わった。   主役ロレーンは英

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【初・中級者向き】「危険な関係」と安倍おろしクーデターの敗北

2017・10・22 玉木宏と鈴木京香の主演で渋谷のシアターコクーンで上演中。ド・ラクロの小説を私は映画でしか知らなかったのだが、劇も面白い。外国人の演出なので一寸ズレているところもあったが。 ウィキペディアで調べたら映画だけで8本もあった。一番憶えているのが1988年のジョン・マルコビッチ、グレン・クローズそれにみずみずしかったユマ・サーマンのハリウッドもの。それにペ・ヨンジュンの韓

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【初・中級者向き】歌劇「ドン・ジョバンニ」と選挙と日経平均3万円の時期

2017・10・15 モーツアルトはこの歌劇の序曲でいきなり「最後の審判」を思わせる和音から始めた。続いて快活なメロディは主人公の女たらしならではのフットワークの良さを表す。この序曲をたった一晩で作曲したとか。天才らしいエピソードだ。   まず今晩の夜這いは相手の抵抗に会い、ドン・ジョバンニは逃げかけるが、襲われたドンナ・アンナの父親の騎士長がこの不届き者を成敗しようと

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【初・中級者向き】映画「ブレードランナー2049」と選挙と北朝鮮挑発

   2017・10・9 35年前の「ブレードランナー」は今なおSF映画の金字塔だ。フィリップ・K・ディックの原作でリドリー・スコット監督が映画化した。前回は2019年のロス。30年後の今回の新作も舞台は同じ、監督はドウニ・ヴィルヌーヴ、主演がハリソン・フォードからライアン・ゴズリングに変わった。カネのかかった作品だが、内容はイマイチ。おすすめしない。 ブレードランナー

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【初・中級者向き】「アマデウス」と小池vs安倍、オイルマネーの日本株買い

  2017・10・1 松本幸四郎が今サンシャイン劇場で演出。自ら主演している。私はこの35年で5回目の観劇だが、今回はモーツアルトをジャニーズの桐山照史が出ているので若い女性が殆ど。私は初演の江守徹の演技が忘れられない。パンフレットを見たら昭和57年、1982年だった。   映画にもなり84年のアカデミー賞作品、監督賞など8部門を獲得した。161分の大

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