「 今井澂 」 一覧

「椿三十郎」とバイナリ―オプションの乱高下
今井澂・国際エコノミスト

今週は「マトリックス」のウォシャウスキーのつくった「ジュピター」を観たが、呆れ果てたトンデモ映画でコメントもできない。手持ちのDVD「椿三十郎」で久しぶりに三船=仲代のあの物凄い決闘シーンを見た。 私は黒沢明全集を持っているのでシナリオも。「これからの二人の決闘は、とても筆では書けない。長い恐ろしい間があって、勝負はギラッと刀がいっぺん光っただけできまる」。 一瞬で三十郎が室戸

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「アナ雪」と乱高下する市場でうまく立ち回る妙手
今井澂・国際エコノミスト

今週は「パリよ永遠に」を見たが、いかにも舞台劇で、しかもジイさん二人の会話中心。出来は良かったがかつてのオールスターでルネ・クレマン監督の「パリは燃えているか?」に比べるとやはり日光の手前(イマイチ)。たまたま家電量販店の前を通ったら、あの「レリゴー」をやっていたので。 「アナ雪」こと「アナと雪の女王」は松たか子歌唱もあって日本での興行収入の全世界シェアは20%と通常の7%を大きく上回った。

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映画「007/ロシアより愛をこめて」と必勝投資作戦
今井澂・国際エコノミスト

今週はディズニーの「イントゥ・ザ・ウッズ」を観たが何ともコメントしがたい迷作で、やめた。たまたまこの1ヶ月、衛星放送でショーン・コネリー主演のジェームス・ボンドものを連続して放送していたのでこれにした。封切の時の題は「007/危機一発」だったが、イアン・フレミングの原作の題通りにしたのだろう。これが一番好きだしよく出来ている。ご賛成いただけると思う。 秘密兵器ありカーチェイスあり、賭博あり、

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映画「妻への家路」とEメールゲートとヒラリー・クリントンの運命
今井澂・国際エコノミスト

今週は「博士と彼女のセオリー」も観た。しかし主演のホーキング博士のソックリさんぶりが良かったが出来はイマイチ。そこで原題COMING HOMEのこの作品に。 かつての名作「かくも長き不在」のアリダ・ヴァリとジョルジュ・ウイルソンの演じた夫婦を逆にしたような設定だが、さすがにチャン・イーモウ監督。スピルバーグがカンヌ映画祭で「涙が止まらなかった」と絶賛したにふさわしい傑作と思う。「HERO」「

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映画「シェフ」とNY暴落でも東京は大丈夫、のワケ。近づく“ベンガジゲート”
今井澂・国際エコノミスト

(ジャイコミ編集部より)今回から、国際エコノミスト・今井澂氏の公式ウェブサイトのコラム「まだまだ続くお愉しみ」をジャイコミに転載させていただけることになりました。長年の経験と幅広い情報源に基づいたマーケット観測を、選りすぐりの最新映画に絡めた人気ブログです。初回からアメリカを揺るがすホットなトピック、毎週月曜をお愉しみにどうぞ! *  *  * 今週は「6歳のボクが大人になるまで」と「

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