「 木村喜由 」 一覧

150円が視野に入ったドル円相場

米国が連続利上げなら135円は通過点に過ぎない   ドル円相場は歴史的な「大相場」を迎えている公算が強い。わざわざカッコ書きにしたのは、日本人にとっては自国の通貨が下がるということであり、円で表示される会計上の数値は膨らむかもしれないが、実質的価値としてはプラスかマイナスか判然としない弱みがあるからである。ただし株式市場を取り扱う場合は株価と企業業績に集中することになり、その

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「Rの悲劇」これから始まる長い物語

利上げとQTによって引き起こされる大規模な金融収縮   本日の表題はもちろんエラリー・クイーン作の超有名推理小説から引いている。Rの意味は寅年である今年のキーワードとした事象の頭文字、「TIGER」のRである。リセット、リフォーム、リトリ-ト、リジェクトなど今まで行われていたことが中止、撤回、撤収、資金引き揚げなどの事態に追い込まれるというイメージの全体を象徴している。

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日産・三菱のEV軽、日本における現実解を提示

各国の事情で大きく異なる「売れるクルマ」   ゴーン時代の負の遺産処理にコロナ危機が重なり、日産自動車と三菱自動車は正真正銘の経営危機に瀕した。日産の20年3月、21年3月期はそれぞれ6712億円、4487億円の純損失となり、株主資本は5兆3千億円から3兆9446億円に減少、一方で非効率な資産の圧縮を進め総資産は約19兆円から16兆4500億円に減少した。同様にその傘下にある

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米国株はテクニカルリバウンド、ここで日本株が頑張れるか

利上げに景気減速のダブルパンチ、投げ売り来るまで見送り   先週は久しぶりに米国株が大きく反発した。直近安値からの上昇率はNYダウが5.15%、NASDAQは9.93%である。ではこれで目先の底が入ったかと言えばさにあらず。以前書いたように、長期波動の第一波底入れ場面においては例外なく、買い方の多くが恐怖心を抱いてぶん投げる、パニック的な下げになるが、まだそれは起きていない。

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NYダウ8週連続安だが、まだ第一波の下げの途中

連続安は大恐慌以来だが下落率はごく小さい   メディアの見出しでは「歴史的な下げ局面」というが、投資家の立場で言えば重要なのは下落率であり、NYダウは1月6日の史上最高値から先週安値まで17.1%の下落である。より幅広い銘柄をカバーするSP500でも20.9%の下落。けして小幅ではないが歴史的な大幅下落局面というには不十分で、中途半端な下げがダラダラ続いているというのが実情で

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日本株は仕切り直しで戻りを試す局面

不透明感強いがやはり円安は増益要因   TOPIXのチャートを見ると3月9日で底入れ、25日までの急上昇で中期サイクルの上昇局面入りが確定。その後米株安に引き摺られる形で4月12日、27日の中間安値を形成し、中期サイクルの高値に向け再上昇というのが4月末時点の筆者の基本想定だった。しかしFOMCで利上げが決定された後、5月5日に暗号資産とNASDAQが暴落したことからほぼ1週

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水星逆行時特有の現象が目立つ

最大のものはイーロン・マスク氏のツイッター買収棚上げ問題   思考、感情、判断、好みといったものは、同一人物の中でも状況次第で大きく変化する。群集心理とか、状況に背中を押されるとかで、通常ならしない行動に踏み切ることもざらにある。筆者が市場予測に占星術の暗示を利用するのは、過去の実績において無視できない確率で、転換点やサプライズのタイミングに合致するからで、このレポートの愛読

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