「 木村喜由 」 一覧

【上級者向き】TOPIX1700を目指す動き、雑音は気にしない

重要中央銀行会議を通過、自然体のリスクオンを想定 相場には順風の時もあれば逆風の時もある。その時点時点で、投資対象の商品が割安か割高か、すぐ資金が戻って来るのかしばらく人気挽回が難しいのか、大まかな目星をつけた上で、逆張りするのが正しい。相場においては上げ期間が3に対して下げ期間が1と思ってよい。為替の場合は大体2:3という程度かと思えばよい。 株価インデックスや代表的マーケットでは、順張

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【上級者向き】FRBの引き締め姿勢に変化なし、市場との溝が一番と深まる

FEDに逆らうなという相場格言に逆行している米系投資家 本日の日銀決定会合は全くの無風。雇用関係に逼迫感が強まってはいるが、生産・消費は横ばい強含み程度なので、従来通りの緩和エンジン全開で決着。ただし、国債の買付け額は年60兆円ペースに落ちており、株式ETFもどうやら年5兆円ペースに落ち着きそうで、買付け枠は維持するが実行額は未達となっても構わない、英語でビナイン・ネグレクトと言われる姿勢のよう

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【上級者向き】日米とも値がさ銘柄の動きに変調、FOMC前に利益確定か

大口投資家が利益確定に動いた公算大 堅調を維持していた米国株に変調が見える。個人投資家協会会員向けの月イチレターにも書いたが、先駆株に利益確定の動きが急に広がっており、週末の米国市場でFANG(ファング=フェイスブック、アマゾン、アップル、グーグルの頭文字)と呼ばれるIT系値がさ人気株にまとまった売りが出て急落、一方で金融株が買われるという妙な動きがあったため、ダウは3日連騰して史上最高値を更新

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【上級者向き】まだ上昇余地を残すも、ハイテクには天井感

中期サイクルはなお上向き、予想PERはまだ14倍 1か月前、日経225は2万円を目前に目先天井となったが約1か月の揉み合いの後2万円台に乗せてきた。4月17日が中期サイクルの安値だったこと、15年12月の高値を明確に超えたことで、現在は中期サイクルの天井に向かう途中である公算が強い。過去1か月で特筆すべきは、ドル円が114円から110円に低下する中で株価が上値を取ってきたこと。すなわち(一時的な

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【上級者向き】小池百合子氏、仕掛けのタイミングを逃したかも

豊洲移転をギリギリまで引き延ばす作戦が裏目に 滅多に競馬など見ないという人も先月末のダービーを見た人も結構いるだろう。実は日本の競馬は今では世界的トップクラスであり、金にあかせた賞金、高額種馬の買い付けに留まらず評価が上がっている。そこで一昨年有力騎手だった仏ルメール、伊デムーロの二人が日本語で受験してJRA騎手免許を取得、高額賞金レースを中心に勝ち捲っている。 先日のダービーではルメール

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【上級者向き】2万円乗せが実現した二つの理由

雇用ひっ迫によるデフレ脱却予想に収益予想の更新が重なった 6月に月替わりした途端、株価は連日の大幅高となり、 日経225は2万円大台回復 どころか一気に2年前の高値に迫る20239円まで上昇する場面 があった。為替が若干 円高方向だったにも拘わらず株価が急伸したことに意外感を持つ人 も多かったと思 うが、筆者はそれまでのもたつきの方が異様であり、 ファンダメンタルズの改善に

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【上級者向き】今度こそ本物、デフレ脱却への助走となる求人倍率1.48倍

雇用環境は今後一段と逼迫、賃金上昇は不可避に 昨日発表された4月の有効求人倍率は1.48倍となり、平成バブル期のピークを越えて1974年2月以来の高水準となった。全都道府県で1倍を超えたので、人手不足が全国的に拡大しつつあるのは事実だが、その事情は大都市圏と地方では極端に差がある。 東京は2.07倍で、選り好みしなければ仕事はいくらでもある。若者がブラック企業に引っかかったと気が付いたら即

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