「 マーケット通信 」 一覧

【上級者向き】大阪都構想に向けて2歩前進

大事の変更には十分検討に時間を掛けるのが正解 統一地方選の結果、首長選で最も注目を集めていた大阪府・市の入れ替え選挙は、事前予想を上回る差がついて大阪維新の会候補が勝利し、府議・大阪市議選でも優位を占めた。だがこれで同会の目論見通り、大阪都構想が一足飛びに実現するわけではない。都構想を実現するには素案をまとめ、最初に法定協議会での決議、第二に府議会と大阪市議会での住民投票認可の決議、第三にこれら

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【上級者向き】ワークマンがユニクロを食う?

225主導で 非常に歪んだ市場が確認される 漢文の教育を受けた人が新元号の令和という文字を見ると「仲よくせよと命令する」という意味が真っ先に思い浮かぶそうだ。あるいは、ご唱和願います、の掛け声だ。令は公的立場や目上の者が部下や庶民に指示・命令を下す意味合いが9割以上で、他には社長令嬢などのような敬称に用いられる。令月のように「よい」という意味を持つことは今回初めて知った。 大勢がてんでんば

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【上級者向き】めでたさも 中ぐらいなり 新元号

歓迎ムードは喜ばしいが米中の過剰な楽観が禍根となろう 元来混乱などあろうはずがないが、つつがなく新元号が決まり、世間の話題は当面これ一色になりそう。前回は御崩御のドサクサ紛れで、新元号の祝賀などもってのほかだったが、今回は全力でお祝いしても叱られることはないので、元気のよい人はせいぜいたっぷりお金を使ってください。ちょうどお花見シーズンでもあり、今夜辺りは全国的に飲食店・居酒屋は大繁盛となるだろ

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【上級者向き】発想を変えて見れば、今は割安株買いのチャンス

現在出ている売りは産油国や相続絡みの換金売りにほぼ限定 本日で今年度は終了、来週は新年度突入と共に新元号の発表である。東京都区部は桜がほぼ満開となっているが、読者のご近所ではいかがだろうか。だが株式市場の方は春爛漫とは裏腹の、どん冷えの状態と言ってよい。 1-3月の現物株売買代金は約160兆円。うち自己と呼ばれる東証会員業者の自己売買分は概ね15%で、残りが顧客からの委託注文だが、このうち

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【上級者向き】米国の逆イールド、意味を取り違えるな!

過去の逆イールド発生は全部景気過熱時、今回は違う 先週のFOMCを受けて、米国市場は株も債券も買われるという「金融緩和祭り」状態となったが、22日はドイツの景況感が予想以上に悪化したことと、3か月物金利と10年国債利回りが逆転するという事態が重なり、改めて「逆イールド現象はその後の景気悪化の前兆である」という経験則が注目されることになり、債券は買われたがドルと株式は大きく売られるという、典型的な

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【上級者向き】市場のアンバランスが拡大中、警戒を要す

米長期金利低下は景気悪化を示唆、なのにVIXが低下、ドルが堅調 2月13日から3月13日までに、日経225は0.69%、TOPIXは0.17%、ドル円は0.3%上昇した。この間、米SP500は1.40%上昇している。米10年国債利回りは2.70%から2.61%に低下。原油価格は53.9ドルから57.1ドルに上昇している。この間に中国景気の急減速が明らかとなり、一時日本の景気敏感セクターが大きく売

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【上級者向き】米中の経済温度差は一段と拡大、トップ会談は先送りへ

中国経済はなお低下基調、雇用や金融に症状が出たら政権が危うい 景気対策の発表により中国景気は回復に向かうと見ている市場参加者が多いようだが、間違っていると思う。これは直近の経済悪化が非常に深刻なため、嘘でもいいから明るい話を打ち出す必要があったからだと見ている。即効性があると見られる公共投資だが、実行者の多くが地方自治体であり、資金調達の大半をシャドーバンキングに依存しており、現在はその経路が当

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