投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2018/11/22 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
トランプ発言に乗じたヘッジファンドの債券・株式買いが裏目に 米国株が弱い。堅調だった株価が大引けにかけて急速に値を消すパターンは、ポジションを多く持つ投資家が換金売りに出ているケースが多い。そもそも直近の米株リバウンドは、米中会談で和解が成立するという根拠レスの理由であり、トランプ氏が利上げに反対しているからもう来年は心配無用とヘッジファンドが債券買いを再開させたことも押し上げ要因になっている。
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2018/11/20 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
とりあえず明るい面だけ見て行く時代から責任追及の時代に 振り返ると昨年の冬至は占星術上大事なことが起きていた。この日から山羊座の1か月が始まるが、天空上で太陽と土星が重なった。山羊座の支配星は土星、つまり地元で相撲が取れる時期で、土星が山羊座にいる期間(2020年末まで)は土星の持つ個性が社会現象に強く表れやすい。土星は凶意が強く、制限、圧迫、忍耐、責任、損失計上、支払い請求などの暗示がある。反
2018/11/16 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
超金融緩和に過剰対応したポジションの巻き戻しが進行中 キャリートレードとは、低利回りの資産Aを売り(借りて売却も含む)そのお金で高利回り資産Bを買い持ちすることで、保有期間中の利回りの格差を得ようとする取引のことである。リーマンショックのほとぼりが冷めた後、世界中の投資家(日本人を除いて)がその行動を取った。短期金利はほとんどゼロ、インフレ率を差し引けば実質マイナス金利で、投資物件さえ間違えなけ
2018/11/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
共和党の苦境が一段と進んだという理解が適切 先週は異例の注目を集めた米国中間選挙とFOMCが重なり、コメントする立場の人々にとっては超多忙だったはず。筆者は中間選挙が盛り上がるとは思わずに短期の海外旅行をセットしていたが、囲碁に岡目八目という言葉があるように、時々視点を変えてみると大局的状況が普段よりよく見えてくるものだ。 グローバル投資家の立場で見ると日本の存在感は従来に比べ非常に低下し
2018/11/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
北風が強まるほどコートを固く締めるもの 本日は米国の中間選挙投票日。期日前投票は倍増に近いペースで増えており、平均投票率40%とされる過去の中間選挙に比べて10%近い上乗せがありそうな盛り上がり方である。テイラー・スイフト嬢のツイートで民主党に追い風が吹く一方で、ホンジュラスからの移民希望者の大行進に対してトランプ氏が軍の投入を決定したことで、これを歓迎する共和党の潜在票が投票に向かうため、巻き
2018/11/02 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
流動性は今後2年以上縮小、勢いに乗って勝つ手法ではダメ ファンダメンタルズに特段の悪材料が出現したわけでもないのに、何とも激しい動きが続いている。225先物でみると10月2日に24480円まであったのが、下げに下げ続けて29日夜の安値が20790円、それが本日高値が22300円まであった。ではこれで底入れ完了かと問われればノーである。 なぜなら今晩の米雇用統計で予想並みの結果が出たなら、来
2018/10/29 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
A:今でも建国時の開拓精神が根強く残っているから 最近のテレビのゴールデンアワー(19-20時)のバラエティー番組では、従来幅を利かせていたスポーツ中継や歌番組に代わって、視聴者が多少なりとも賢くなれる?クイズや健康情報関係のものが非常に多くなっている。今日のタイトル・サブタイトルは、もちろんNHKの「チコちゃんに叱られる!」を意識してのものだ。 同番組は、由来がよくわからない「常識」が、