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2018/07/09 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
安値からの切り返しの動きで判定できる 筆者の認識では現在は3月26日に始まった中期サイクルの終盤もしくは新しいサイクルの序盤にあり、投資タイミングの急所にあるといえる。前回述べたように7月5日安値は中期サイクルのボトムの要件を満たしており、その後新たな中期サイクルの上昇局面に入ったと観測されたならば、通常であるなら上昇は2ヵ月続くから、一転、強気スタンスになるべきことになる。 もし7月5日
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2018/07/05 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
過去1か月では225の買い、TOPIX売りが鮮明 先週の投資主体別動向が発表されたが、外国人は現物先物合計で6843億円の売り越しだった。その前の週が8528億円の売り越し、今週が本日までに推定1兆円の売り越しだから3週合計でほぼ2兆5千億円の大量売り越しである。このペースは1月2週からの12週間で累計9兆3864億円売り越した際の平均7822億円ペースにほぼ等しい。 この時の先物売りが2
2018/07/02 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
2015年の株価崩壊以後のボロが出始めた中国経済 年の後半入りした本日は、資金需給から見て大幅安は非常に考えにくい状況だった。月末までに約5兆円の配当金が株主に支払われ、4-6月が円高・原油高で推移していたため日銀短観が冴えなかいことは想定内。それでも主力株から軟調に始まったことで、筆者がまず想像したことは産油国系国富ファンドによる換金売りだ。 原油価格はかなり上がったが諸国の財政赤字はま
2018/06/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
トランプ氏の馬鹿げた通商政策と原油の急騰を嫌気している 18日以降東京市場ではかなり大量の外国人売りが入っている。筆者の計算では本日までに現物先物合計で約1兆5千億円に上る。TOPIXは15日の1789から26日の安値1711まで下落、そこで踏みとどまって本日1727である。最近報じられているように225にはインデックス吊り上げを狙う向きの値がさ内需株(ユニクロや資生堂など)買いが入ったためそれ
2018/06/25 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
なぜ財政最悪の日本で金利も上がらず通貨が崩れないのか 21世紀に入ってからのノーベル経済学賞で、一番注目されているのは行動経済学(英語ではBehavioral Economics)の分野で、02年のダニエル・カーネマン、13年のロバート・シラー、昨年のリチャード・セイラーと、この分野が産声を上げた70年代からの創業メンバーと言える有力学者が続々受賞している。 筆者は、行動経済学という言葉は
2018/06/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
業種別のバラツキ大きく、景気敏感セクターが大崩れしている 本日は夏至。西洋の暦や占星術では重要な節目である。星座ではデリカシーと協調性の蟹座となり、この星座の人は真面目で辛抱強く、仲間からの信望や友好を得るが、さそり座ほどではないが根に持つタイプが多いという。裏切りや暴論・非難に対しては強烈なしっぺ返しが待っている。米朝会談と言う重大な会議があり、日本では国会の延長が決まった。変なことが
2018/06/19 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
全面大幅安の中でメリカリだけ一本人気、さあどうする? 本日のハイライトは何といっても新規上場のメルカリで、公募株の応募倍率は個人50倍、機関投資家20倍と伝えられ、公開価格3000円を大きく上回って5000円で初値形成、1916億円の売買高で5300円で引けた。馬券や宝くじを買うよりずっと有利なくじ引きであることが判っていたので、筆者も数口応募したが外れ。当選した皆様、おめでとうございました。