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2017/11/09 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
一本調子の上げの後、大出来高を伴ったトウバが立った 今回の日本株の上げはヘッジファンドによる日経225に狙いを絞ったものであることはすでに指摘してきたが、本日の急騰と急反落は買いの中心勢力が踏み上げを狙った後に一気に利益確定に出たことを強く示唆しており、ひとまず今回の上昇相場が終わったことを暗示している。ここからしばらくの間、先物では買い手不在の中で高値を掴まされた投資家の投げにより、225で2
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2017/11/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
北朝鮮の体制が変わるのは時間の問題、それ自体は結構なのだが 現在トランプ大統領が来日中だが、今回のアジア訪問で最大のテーマが北朝鮮問題であることは明らかだろう。短い歴史記憶の範囲では、北朝鮮は態度の悪いならず者国家であり、国力も脆弱なのでアメリカ様に楯突いたなら容赦なくやっつけちゃうぞ、というのが米国のお決まりの行動スタイル。特に今回は、あからさまに米国本土を標的とした大型核ミサイルの開発を着々
2017/11/02 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
アンバランスな上げだが過熱感は値がさハイテクだけ 日経225は本日もほぼ高値引けの22539円で終了。ここ1週間でちょうど800円高の急騰。この間の上昇率は3.68%だがTOPIXは2.29%に留まっており、圧倒的に225主導である。市場は7月後半から9月SQまでの8週間は外国人の売り越し基調(累計で先物現物合計で2兆3912億円)を何とか持ちこたえる動きだったのが、それから本日までの8週間は様
2017/10/30 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
民主政治の本義を踏み外している安倍首相 すでに日数が経過したように思える衆議院選挙だが、実際には開票から8日経過しただけである。すでに多くの解説がなされてはいるが、きっと面白がってもらえると思うから、経営論、戦略論、憲法論なども混ぜながら筆者なりの論評をまとめてみた。 まず安倍さんの解散の決定だが、山尾志桜里氏という舌鋒は鋭いが自分の行動は天然素朴な議員が自分の離婚相談をしているうちに相談
2017/10/26 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
発表済み分の前年同期比は39%増益、下期も順調続きそう 決算発表は25日から本格化している。3月期以外を含め225銘柄では本日までに25社が発表、昨日は5社、本日は9社、明日は14社が予定されている。時価総額ベースでは明日で20%近くが発表済みとなる。25社の終わった四半期の株主持ち分純利益額は6321億円で、前年同期比38.7%増。7-9月期の平均ドル円レートは前年比8%上昇しており、鉱工
2017/10/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
テクニカルと日柄、サイクル要因はなお強気示唆 日経225は15連騰を達成し過去最高記録を更新したが、一服してもさらなる上値トライの公算が強いだろう。直近の中期サイクルボトムは9月6日だったが、もしサイクルの長さを平均の17週と仮定した場合、今回は明らかに強気のサイクルなので高値は12週経過となる11月末付近となる。まだ1か月半を経過したところであり、あと1か月強は上昇バイアスが掛かるはずだ。
2017/10/19 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
海外と為替要因に引っ張られたもの、大商い急騰銘柄がない 日経225は本日で13連騰で年末目標だった21500円は本日到達してしまった。これは29年8か月ぶりで歴史的事象ではあるのだが、この間の上昇率は5.36%、1日平均の上げ幅が84円に過ぎず、一方でこの間のTOPIXは3.30%高に留まっており、225が419円分(ほぼ5日分)突っ走っていることになる。日経JASDAQに至ってはわずか0.80