投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2017/03/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
このままでいいのかGPIFの運用方針 最初に10-12月のGPIFの運用概況について論評する。結果としてこの3か月で7.98%もの高収益、12.8兆円もの資産増となったためメディアの評価は非常に好意的だが、プロの目から見ればまだまだ手ぬるく、今後の金融環境を思えば一気にアンダーウエイトを進めなければならない債券にも、現在の超低利回りで多額の再投資を行っており、下手くそと叫びたくなるほどだった。
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2017/03/03 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
まだヘッジファンドがドル売り・米債買いポジションを抱えている模様 以前から3月FOMCでの利上げの公算が5割以上はあると見ていたが、現時点では9割に高まったと思う。足元の株価堅調と経済指標の強さを見て、FRB首脳の見方は3月利上げの見方で固まってきており、昨晩は最も緩和に慎重と言われた連銀理事さえ利上げに前向きな発言を行ったため、1週間前は20%前後の確率で見ていた米短期金利先物市場は敏感に反応
2017/03/01 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
年内に具体案として出てくるものはほとんどなさそう 本日の注目は何といってもトランプ大統領の初めての議会演説。テレビの笑点の場合は前の司会者、桂歌丸が大喜利開始前の口上で「めでたく座布団10枚を獲得された方には、もんのすごーい賞品が用意してあります」と述べるが、実際に回答者が10枚獲得してみると大概期待外れの物で、見事に肩透かしを食わせて視聴者を笑わせるのがお約束だが、トランプ氏が去る2月9日、「
2017/02/23 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
ムチューニン財務長官が明言、オバマケア見直しを優先 本日10時過ぎに株価が少し下げたのは、トランプ政権の金庫番の一方の旗頭であるムチューニン財務長官が「オバマケアの見直しを最優先させる方針であり、年内の減税法案取りまとめは難しい」と語ったことが報じられたため。トランプ氏が選挙期間中に大盤振る舞いした減税案がそのまま実現すると思っている人はまさかあるまいが、共和党方針でもそれなりの減税方針が公表さ
2017/02/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
どこかおかしい韓国の危機感覚、統治ということでは北の方が上手 金正男氏の「暗殺」事件は、金正恩政権がいよいよ切羽詰まったという証(あかし)だと思っている。金正男氏は前国家最高指導者・金正日の長子で、2001年には陸軍大将の地位を授けられたが、07年にマカオに出国以来、ほとんど北朝鮮にはおらず、5年前の金正日死去もテレビで知ったと語っている。弟の金正恩氏は国家最高指導者就任後間もなく正男氏の暗殺指
2017/02/17 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
依然として米債買いドル安日経先物売りを狙うヘッジファンド NYダウは昨日まで6日連続で史上最高値更新中なのに、日本株はこの4営業日売り物がちで上値の重い展開が続いている。ドル円は概ね113円台後半で小動き、米10年債利回りは2.45%付近で落ち着いている。これまで指摘してきたように、市場の見解とは異なりFRBの利上げに賭ける姿勢は強いということは、ハト派として知られるイエレンFRB議長の利上げに
2017/02/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
気疲れしていたトランプさんが久しぶりに気楽な人物に会えてリラックスしただけ 日米首脳会談がきわめて親密な空気の中で行われ、このところ不機嫌な表情が多かったトランプ氏もご満悦で、日本が警戒した諸問題についてはほとんど満額回答と言ってよい反応が返ってきたため、市場参加者は喜んでいることだろう。少なくとも日米関係で近い将来緊張感の高まる公算はほとんどないことが確認されたため、流れは完全にリスクオン。大