気になるチャート
リーマン時との比較、外国人売買額累計

公開日: : 最終更新日:2016/04/25 マーケットEye, 無料記事

ジャイコミ編集部

気になるチャートをチェックしようという思いつきのコーナーを始めました。
どこでも見られるものだと面白くないので、それなりに工夫してみます。

再び08年と似てきた株価動向

まず1つ目は2007年8月のパリバショックからの約1年間と昨年8月のチャイナショック以降の日経平均の推移を比較したチャート。
去年後半から一部のストラテジストや個人投資家の間で注目されているものです。特に年初からの動きが08年とそっくりだと。

暴落チャート比較07年8月のパリバショックは米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)関連の証券化商品に投資していた仏BNPパリバ傘下のファンドが投資家からの解約を停止したというものでした。 ここからサブプライムローン問題が一般にも広く認知されていきます。

パリバショック後、08年3月にはサブプライム問題で損失を被った米投資銀行ベアースターンズの破綻、さらには9月のリーマンショックを経て、株価は大きく下落したのは記憶に新しいところです。

今回、つまり昨年8月の人民元切り下げを端緒とするチャイナショック以降の動向はどうでしょう。
確かに年初からの株価推移は08年年初と重なります。日銀のマイナス金利導入決定効果でいったんは反発しましたが、足元は再び似てきています。

ネットニュースなどによると、あの著名投資家ジム・ロジャーズが3月暴落説を唱えているそうです。はたして来月はどうなる?

ジャイコミ有料記事テキスト画像

10兆円近くが抜けた外国人マネー

2つ目のチャートは外国人投資家の日本株売買差額の累計額と日経平均の推移。

アベノミクス相場は12年11月の野田佳彦首相(当時)の衆議院解散・総選挙実施宣言から始まりました。そこからの外国人投資家の日本株の買いと売りを差し引いた額を積み上げていったのが、図の青色の部分です。

外国人売買累計額売買差額累計は15年5月に23.4兆円でピークをつけた後、足元では13.2兆円に減少しています。日本株市場から10兆円近く外国人マネーが抜けたわけで株価が下がるのも当然。

アベノミクスの賞味期限を示唆する図と言えるのではないでしょうか。

ジャイコミ有料記事テキスト画像

関連記事

映画「しあわせのまわり道」と急落の今後

小品だが大人の鑑賞に耐える、いい映画だ。原題は「ラーニング・トゥ・ドライブ」。人生の絶頂にいた女性が

記事を読む

【初・中級者向き】映画「グリーンブック」と激化する米中覇権争いと近づくNY暴落

「グリーンブック」とは、」米国で人種差別が激しかった時代に、南部で黒人が利用できるホテル、バー、レス

記事を読む

魅力の銀行株、マイナス金利は蚊に刺される程度

日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 Vol1371(2016年2月3日)  

記事を読む

伊藤稔の目
割高さはない米国株、停滞長引く日本経済

日本経済新聞2014年10月22日夕刊に日本個人投資家協会の伊藤稔副理事長がコラム「十字路」を寄稿し

記事を読む

映画「スポットライト世紀のスクープ」と永久債

2016・4・22 https://youtu.be/oquYB13OQEI 今年のアカ

記事を読む

ジャイコミメンバーの特典


メンバー登録はこちら

投資歴40年のベテラン投資家等による
他には無い、生涯の資産運用に役立つ、
本物の投資家によるマーケット情報!

投資家・経営者・業界のプロ達も読む
(有料記事の執筆者紹介はこちら)

ジャイコミをフォローしよう


ジャイコミをフォローしよう
 


メディアとは異なり、利害関係が無いNPOだからできる唯一の中立な情報サイト
『真の情報を、数多くの人々に広める』
  • より賢く、豊かで自立した投資家を育てる

    by NPO日本個人投資家協会
PAGE TOP ↑