「 月別アーカイブ:2018年05月 」 一覧

【初・中級者向き】映画「眼下の敵」と米・中・朝のカード切り合い

  2018・5・27 今どきは新作のいいのが少ない。「狐狼の血」はガッカリだったので今週は「レディ・プレイヤー1」の2度目。このコラム用はDVDで私が見たかった潜水艦ものの傑作の「眼下の敵」を観た。1957年の作品で、ロバート・ミッチャムとクルト・ユルゲンス主演。監督はデイック・パウエル。みんな故人になってしまった。   アメリカ駆逐艦とドイツ潜水艦が

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【初・中級者向き】映画「万引き家族」と対北朝鮮ふたつの特需

  2018・5・20 この原稿を書いているのは5月19日。カンヌ映画祭の結果がまだわかっていないが、コンペティション部門に出品された21本の映画の中で15日まででは最高の評価を得ていたのが、この「万引き家族」だ(スクリーンディリー3・2点でトップ、最高賞のパルムドール受賞) 是枝裕和監督は5年前のカンヌで審査委員賞を獲得した「そして父になる」のテーマを再び取り上げた。

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【初・中級者向き】映画「第三の男」と米朝首脳会談と三方一両トクの「落とし所」と原油価格・金利・株

  2018・5・13 ご存知の名作中の名作で、グレアム・グリーンの原作をキャロル・リード監督が映画化。私はこの2週間、お子様向け映画を見る気がしなくて、DVDで好きな映画を観た。 西部劇小説の作家ホリー・マーティンスは、古くからの友人ハリー・ライムを訪ねて第二次大戦直後のウィーンにやってくる。しかしハリーは直前に交通事故で死んでいた。 ウィーンは米英仏ソ四か国の

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