【初・中級者向き】野球もの映画と2万3000円の大台突破

2018・9・17

久しく見ていない私の好きなジャンルは、潜水艦物と野球もの映画だ。最近の大谷の二刀流ですぐ思い出すのがベーブ・ルースで「ベーブ・ルース物語(1948年)」と「夢を生きた男 ザ ベーブ(1992年)」の2本。ルウ・ゲーリッグの伝記映画「打撃王(1942年)」には自分の役で出演していた。入院中の少年にホームランを打つ約束して果たすなど、エピソードが多いスター・プレイヤーだったので内容は盛り沢山だったのを覚えている。

 

このブログで書いたことがある「春の珍事」もこの野球ものだが、ミュージカルの「くたばれ!ヤンキース」はゲーテのファウストの翻案で、弱小球団ワシントン・セネタースの熱烈なファンの老人が悪魔に魂を売って若返り、中軸打者となって、チームは快進撃。

 

ヒーローになった老人は家庭が恋しくなり、自分の家に下宿人として自分の老妻との付き合いを楽しむ。契約違反を怒った悪魔は仲間の美しい魔女にヒーローを誘惑させる。一方セネタースの連勝は続き、ついにヤンキースとの優勝決定戦に持ち込むが悪魔との契約は実はその前日に切れていた。さあ、どうする。

 

私が巨人ファンなのはご存知と思うが、私が悪魔に魂を売って野球選手になるなら、7回以降をゼロに抑えるピッチャーになりたい。ヤクルト三連戦を観てたら三つとも勝ってる試合だったのが、全部リリーフがダメで試合を落とした。口惜しいなあ。

ヘッジファンドは売り尽くし

9月14日はこれまでの口惜しさが晴れた日だ。ようやく日経平均2万3000円のカベが明確に破られた。SQの当日で弱気がけっこう多かったのだが、やっと、やっと、目標達成した。もちろん、これが目先の天井で来週から下落というガッカリシナリオもあり得る。

しかし私は9月末の決算に向けてヘッジファンドなど外国人投資家は、もう先週までで8兆5000億円も売ったので、売りつくしたと想定している。

今回は違うと言い切れるのが発射台。これ迄2万1000円台からの反発だったが、今回は2万2000円台だ。

ここから先の目標?1月23日の高値2万4129円まで売買量も少ないし、走り出したら早いだろう。好事魔多し、で三連休の間に何か相場をブッ壊す何かの悪材料が出なけりゃいいが。ないことを祈りたい。

 

好材料と見られるのは円安ドル高だろう。いわゆる三角持ち合いを日足で上回り、チャーチストによると①1月均衡表の「雲」の上限を突破②遅行線が26日前の終値の上に位置している、など強材量がある。目先のドルの上値目標は7月19日の高値113円17銭(大和証券石月幸雄氏)だそうだ。

安倍三選が好材料

9月20日の自民党総裁選で安倍首相が三選されるであろうことも、外国人投資家には改めて長期政権を認識させる好材料だ。当選後には國土強靭化や天災復興のための巨大な予算を、予備費や補正を利用して発表する。また日米首脳会談で何かいい話というか、いやな問題が消える「予感」がする。予感ですがね。当たりそうですよ。

 

私はこの何週間も、マザースや国土強靭化関連を取り上げて、買いをおすすめしてきた。特にマザースの時は、私の経験を信じてくださいとまで申し上げたが、今回も的中。私の勝ちだ。揺り戻しはあるだろうが、上昇基調に変わりあるまい。

 

映画のセリフから。ベーブ・ルースが球界人に入ってから先輩選手との対話だ。「守備の甘い所へ打つのがコツ」だ。「だからオレは場外に打つのさ」。やはりルースはアメリカのヒーローなんだなあ。いや、相場の方が、真空地帯をホームランのボールのようにスッ飛んでゆく、と言いたかったんです。

野球もの映画と2万3000円の大台突破(第925回)

今井澂(いまいきよし)公式ウェブサイト まだまだ続くお愉しみ

ジャイコミ有料記事テキスト画像

 

関連記事

今井澈のシネマノミクス

映画「この国の空」と急落株価は今後どうなる

今週も戦後70周年記念映画。昭和20年夏の東京杉並の善福寺の、銃後の市民生活を画いた高井有一の谷崎潤

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

画「眼下の敵」とウクライナ侵攻の終りを読んで動き出した投機筋。そして商社株と金価格(第1106回)

米駆逐艦と独潜水艦が秘術を尽くして戦ううちに、艦長同士がまだ見ぬ敵を尊敬し合うという物語。

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「大いなる西部」とウクライナ情勢の新展開。現在が何年かに一度の超買い場であることの証明。私の4万説。(第1132回)

ウイリアム・ワイラー監督が広大な土地とそこに生きる人々を描いた大作であり、同時に「対立」の物語でも

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「燃えよ剣」と韓国の没落。すでに始まっているのにご本人たちは気づいていない(第1087回)

司馬遼太郎のベストセラーの映画化。岡田准一のアクションも演技も素晴らしかった。充分におカネをかけた

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

映画「殿、利息でござる!」と私の日経平均4万円説の背景(第1113回)

日本映画としては珍しい金融問題を取り扱った作品。中村義洋監督で、瑛太と妻夫木聡が主演。磯田道史さん

記事を読む

PAGE TOP ↑