映画「ホーム・アローン」と私が注目している二つの素晴らしい仕事

映画「ホーム・アローン」と私が注目している二つの素晴らしい仕事

2023・12・24(第1205回)

公式ホームページより>

 大ヒットして続編がつくられたクリスマス映画の代表作。1990年の作品で、実は今年12月22日に再上映(もちろんTVで)されている。おすすめの佳作だ。

 シカゴに住む裕福な子沢山の家庭がパリにクリスマス休暇を利用してゆくことにしていた。ところが停電で目覚まし時計が動かず、全員が寝坊。慌てて空港に出発したが、前夜に兄とトラブルで屋根ウラに寝ていた八才のケビン(マコーレー・カルキン、本当にかわいい)が取り残されてしまう。

 一方、泥棒二人がクリスマス休暇で空き家になった家庭を狙う。この空き巣二人とケビンとの闘いが見せ場で、何ともおかしく、笑いを誘う。

 さて、私もひとり暮らしで時間はたっぷりある。例年通り、有力経済誌の「2024年予想」が出た。2023年の当たり屋が何と言っているかを調べるのが何とも楽しみ。新年早々にご紹介する。

 さて、本題。「素晴らしい仕事」のご紹介。

 第一はりそなアセットマネジメント運用戦略部の黒瀬浩一さんだ。どこが素晴らしいか?

 対内直接投資がインバウンドと並んで日本経済の第二の救世主という指摘だ。

グラフ, 折れ線グラフ

自動的に生成された説明

<出所:りそなアセットマネジメント

 円高時代から円安への転換に、対内直接投資は2014年ごろから増加し、2022年には6.4兆円となった。

 一方インバウンドは中国からの団体旅行がまだ制限されている中、年間5兆円をこえるペースで経済成長を押し上げている。この二つだけで日本のGDPを約2%押し上げる効果がある。

 黒瀬さんは「地方にも新しい成長をもたらしている」として、北海道のニセコ、熊本県の菊陽町を例に挙げる。「地元との比較で30~40%もの高い賃上げ、道路や空港などのインフラ整備は高度成長期さながらの光景が展開している」とも。

 第二は、若林栄四さんの新著『2028年までの黄金の投資戦略-「超株高かつ超円高」が示現する世界』である。

テキスト

自動的に生成された説明

くわしくは本を買って頂きたいが、日経平均の部分だけご紹介する。

「日経平均は、いま、暴騰前夜の状態である」

「おおざっぱに言えば、2037年に向けて爆騰10万円狙いだろう」

「とりあえず4万6229円が、次のターゲットである」

 定価1600円、日本実業出版社刊、です。

さて、12月27日に全力投球するときになりました。銀行株と大手商社株に、買いを入れてください。グッドラック!!

★2024年1月に新刊が発売されます!★

『日本経済大復活 GOLDEN CHANGE』(Gakken)

テキスト

低い精度で自動的に生成された説明

(今井澂著、216ページ、1600円予定)

2024年からの日本経済は「ゴールデン・チェンジ」と呼べる大変化を遂げ、半導体やインバウンドを牽引車に成長路線に回帰します。日経平均株価が6万円を目指す流れを詳細に解説しています。オススメ10銘柄つき。通刊50冊目の記念の書です。是非お買い求めください(→アマゾンでの予約はこちら)。

関連記事

今井澈のシネマノミクス

市川團十郎「平家女護嶋」と、「もしトラ・ショック」。かつてのバブル株高と今回との比較。注目銘柄

市川團十郎「平家女護嶋」と、「もしトラ・ショック」。かつてのバブル株高と今回との比較。注目銘柄

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

パウエルの変心、ヘッジファンドの岸田見切り売り。しかし私は強気の見方を変えない(第1099回)

ご存知の通り、FRBパウエル議長は突然インフレ・ファイターとしての姿勢を前面に押し出して来た。

記事を読む

新高値更新の金先物価格。本命・小泉進次郎候補にクラ替えした私の調査

2024・8・25(第1235回) 本当なら亡くなったアラン・ドロン氏の出演作をとり上げると

記事を読む

今井澈のシネマノミクス

ベートーベン「第九」と日米のグレートローテーション(第992回) 

年末になると方々で演奏される名曲中の名曲。最近、NHKでベートーベン の健康と絡んだ番組を観て新し

記事を読む

過剰投機で浮動株が少なくなった日経225
裁定取引で品薄化

前の勤務先が裁定取引の大手業者だったこともあり、先物インデックス関連の売買は1989年以来綿密にフォ

記事を読む

PAGE TOP ↑