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誰も責任を取らない国
日本郵政は4月21日、傘下のオーストラリアの国際物流会社、トール・ホールディングスのうち、豪州国内などの物流部門を780万豪ドル(約7億円)で現地の投資ファンド「アレグロ」に売却すると発表した。日本郵政がトールを買収したのは2015年だったが、大失敗に終わり、敗戦処理が続いている。そのツケは郵便サービスの低下のかたちで国民にも回っている。誰も責任を取らないのは異常というほかない。 今回、日本郵政
日本郵政は4月21日、傘下のオーストラリアの国際物流会社、トール・ホールディングスのうち、豪州国内などの物流部門を780万豪ドル(約7億円)で現地の投資ファンド「アレグロ」に売却すると発表した。日本郵政がトールを買収したのは2015年だったが、大失敗に終わり、敗戦処理が続いている。そのツケは郵便サービスの低下のかたちで国民にも回っている。誰も責任を取らないのは異常というほかない。 今回、日本郵政