「 有料記事 」 一覧

テスラはどこまで上がるのか

2021/01/29 | 上級, 有料記事

小型の上場企業の株価が将来性を見込まれて株価が急上昇することはよくあるが、米電気自動車メーカーのテスラは急騰した結果、世界の時価総額ランキングで第8位に顔を出すまでになった。「反落必至」とみて空売りを入れる投資家も多く、空売りのポジションも何と4兆円前後に達している。「株価は常に正しい」というのが市場原理主義だが、いったい何を暗示しているのか、不気味でもある。 テスラは日本でも名前がよく知ら

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幸田昌則の不動産耳より情報<2021年2月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.低価格帯の戸建ての需要が高まり、住宅用地の品薄感が強まっている。 2.首都圏では、都心まで1時間ぐらいのリゾート物件がよく売れている。 3.家計の金融資産、中でも現金・預金が積み上がっており、一部が株や不動産へ。 最近の話題 コロナ禍で景気の悪化が進行し、休業や廃業が増加傾向にあるという。 「第3次産業の活動指数」なるもの

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支持の弱いバイデン新大統領、だからこそ強まる外交協調路線

カーター政権以来の低い支持率 ようやくトランプ大統領という暗雲が去った。これで少しはまともな政治が再開されるのは喜ばしいことだ。政治とは国家の安全と国民の福利厚生を高めるための手続きであるはずだが、トランプという下衆(げず)な人物が権力を握ったために、時計が大幅に逆戻りした。米国内の所得格差は一段と拡大し、社会的公平が損なわれ、疫病や環境問題など全世界的な問題への取り組みも後

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米国新型コロナ追加給付金1400ドル支給で一段のバブルも

小口トレーダーがバクチ感覚で給付金を全額投入している 昨日のブルームバーグは米国市場の動きについて次のような記事を掲載していた。 「米政府が年初に600ドルの現金給付を行ったが、この時期、極端にリスクの高い投資対象(テスラ株、テスラ提携先と同じ名前の株式、IPO銘柄、個別株オプションなど)に相当量の資金が流入していた。生活苦になっていない小口個人トレーダーが、支給全額を

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今年最大級の分岐点は中国経済と11月のFRB議長任命

新型コロナ感染者急増も、正しい対応で医療崩壊は回避できる 本日は日本で新型コロナ患者が確認されて満1年となる。第一号患者の確認を受けて、厚労省は「人から人への感染が起きたという証拠はない」というコメントを発した。鋭敏な読者は、厚労省がこの問題に深入りしたくないというメッセージであるのに気付いたであろう。実は厚労省はその後数日間の武漢の大騒動を知って慌てふためき、1月下旬には新

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狂騒の後に大反転が起きる、警戒を

米国長期金利は明確にトレンド転換 大相場や急騰・急落相場の高値・安値の予想が難しいのは、その前後において通常の理性的判断では発せられないような極端な強気・弱気に基づく注文が市場を席巻し、一種の真空地帯が生じるからだ。しかしクライマックスが通過すると急速に合理的理由に基づく注文が出てきて価格が反転し、にわかにこれまでの動きがやり過ぎだったことに気付く。往々にして、頂点前後では急騰、急落、市場間

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自動車産業の今後、EV化の進展は公称よりかなり遅れる

全固体電池が出来るのは10年後、それからやっと普及が加速 新年早々の自動車業界を揺るがしたのは、重要部品である半導体不足による生産削減である。ホンダのフィットが月4千台、日産は12月に発売の新型ノートが月5千台、この他トヨタ、スバルにも影響がある模様。正常化するのは3月と見られ、新鋭の売れ筋車種であるため収益面では痛いところだ。もっとも、ホンダ・日産の世界年産台数3-4百万台

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