「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】1万円札が廃止される日が来るのか?

タンス預金は日本だけの特異な現象 日経に主要3通貨の年末現金流通残高が440兆円に上るという記事が載っていた。世界通貨とも言えるドルが180兆円余りでGDPの約1割に対し日本円の106兆円はGDPの約2割でドルの2倍である。このうち1万円札は98.7兆円で全体の93%。常識的に考えてもこのうち半分の50兆円前後は「退蔵用」、いわゆるタンス預金とみて間違いない。デフレ時代だったうえに「銀行が潰れる

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【上級者向き】過熱感否めず、慎重な強気を維持

9月安値から4か月経過、一定の反落を警戒すべき時期に 12月11日から本日1月12日までに、TOPIXは3.5%上昇した。ドル円は約2円円高に振れた。米SP500は4.4%上昇だから、今回も史上最高値更新中の米国株に引き摺られての上げと言うべきであろう。米国は先月決まった法人減税により今年の一株利益が従来予想より5%は増えるだろうという見方が有力で、直近の景況感指数も良好だったことから、一段と株

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【上級者向き】今回の円高は無視した方がよい

日銀「政策変更」はすでに始まっており、今更驚くのはおかしい 10日の15時半過ぎからドル円相場が崩れ、4時間で112.37円から111.3円まで下落した。これを受けて225先物も23550円までほぼ1%下落。一方、通常はドル円と連動するはずの米10年債利回りは、同じ時期に2.595%まで上昇しており、動きがトンチンカンになっている。 この動きに関係した情報は二つあって、同日9時過ぎに日銀が

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 東芝株の上場維持は本当に株主のためか

東芝は昨年12月5日、海外の投資ファンド60社を引受先とする第三者割当増資を実施して6,000億円を調達した。新たに割り当てられた株式は発行済み株式数の約54%と過半を占める。 この増資により、東芝は上場廃止となる瀬戸際でピンチを切り抜けたものと見られている。増資を可能としたのは、昨年10月12日に行われた東証による東芝株の「特設注意市場(特注)銘柄の指定解除」にあった。 これは、東芝株の

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【上級者向き】土星が山羊座に入ると大事件が起きる?

占星術が暗示する政治・軍事の地殻変動 木星は天空上をほぼ12年かけて1周し、1つの星座に1年居留する。東洋の占星術では「歳星」と呼ばれ十二支と関係しているものと思われる。木星は幸運の代表的な星とされるので、それに関係した吉座相となる人、国、企業は幸運に恵まれやすいとされる。 一方土星は試練の星と呼ばれ、30年弱で天空を1周する。公転速度が遅い分だけ運行速度は不安定で、1つの星座の居留期間は

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【上級者向き】中期サイクルの天井接近、新規買いは慎重に

投機筋が一気に仕掛ける、来週明けがクライマックスか 新年あけましておめでとうございます。年明け2日間で日経225は950円高、4.17%の猛烈なスパートとなった。しかしTOPIXは3.45%、日経JASDAQは1.95%の上げに留まり、この間のドル円が小動き、SP500の上げ幅も2%未満であることを考えると、大証の休み中に、地合いのよいこの時期を狙ったヘッジファンドが225先物を買い込んでおき、

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年1月号>

最近の話題 最近、不動産市場で存在感が高まっているのは「高齢者」で、取引の現場では、売り主・買い主の立場で目立っている。 日本の高齢化社会の進行が著しいことを実感させられると同時に、時代はいつも変化していくものだと納得させられる。 さて、高齢者と並んで、近年、存在感を高めているのが「企業」で、不動産に強い関心を持ち始めている。人口減少、国民所得の鈍化などで、内需産業の行き詰まり、閉塞感が高ま

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