「 有料記事 」 一覧

長谷川慶太郎の時局分析~No13~EV、日本株……先を読む

いまEV(電気自動車)の波は大型車に及んでいます。 大型のEVでいちばん進んでいるのはアメリカのテスラ。テスラはトラックの生産を始めました。トラックのEVは乗用車よりよっぽど難しいから大変です。 バスやトラックまでEVになると日本の自動車メーカーにはきついですね。 テスラ社ホームページより[/caption] 日本は水素自動車で世界の覇権を握ろうとしているわけですから、E

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長谷川慶太郎の時局分析~No12~銀行はダメだが大手商社はいい

銀行の人員削減、合理化が進んでいます。 デフレ時代の体制を作ろうというわけです。 地銀は収益もなくなってきました。信金がダメ、第二地銀がダメ、地銀がダメ。残るのは都銀だけ、それも大手3行だけですね。 日本にはいま銀行員が25万人いますが、将来は5分の1、10分の1以下になるでしょう。 収益構造の根底にある利ざやがゼロになるのです。ゼロになるだけじゃなく、貸し付けが不良化して

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【上級者向き】2018年、デフレ脱却でヤマは動くか?

デフレ脱却が見えた時、日本の投資家はどう動くだろうか 今回が年内最終号になる。1週間後には新年第1号を書くつもりだが、読者の皆様もよい年末年始をお迎え下さい。少し前号のレスキャッシュの続きを書く。 今朝の日経では中国のスマホ決済額が500兆円に上り来年も大幅続伸が必至と書かれていた。キャッシュレス化が全部よいことばかりではないが、かつて重い石や美しい貝殻だった通貨が、金貨となり紙幣となり、

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【上級者向き】減らない企業不祥事

2017/12/27 | 有料記事

 2017年の東京株式相場は「西暦末尾が7の年は荒れる」などと警戒されていたが、景気や企業業績の好調に支えられて順調に推移した。特に日経平均株価は10月に16日連続高を記録するなど、秋口から大きく値上がりし、6年連続の上昇となった。ただ、品質不正や不適切会計など企業不祥事が目立つ1年でもあった。ESG(環境・社会・企業統治)を重視する時代を迎え、株価は不祥事に敏感に反応する。  企業の不祥事

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【上級者向き】来年のキーワードはビットコインと「レスキャッシュ」

今の仮想通貨市場は江戸時代のサイコロ賭博の様相にそっくり ビットコインをはじめとする仮想通貨市場が大変なことになっている。最大のビットコインはCBOEが先物取引を開始したのに続きCMEも18日から先物取引を開始したが、同日に一時2万ドル乗せを達成したもののそこから華厳の滝のような下げとなり、一気に10700ドルまで下落、その後売り方の利益確定や安値待ちの買いなどで16000ドルに接近する場面もあ

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【上級者向き】物価上昇は間違いなし、19年春には日銀もテーパリング開始へ

すでに人員も設備も不足、1年後には物価上昇率2%に接近 本日の日銀金融政策決定会合は市場の予想通り変更なしで終了。今回もただ一人強硬に緩和措置の拡大を主張した片岡さんという委員は相当の強者(つわもの)だな。最近退任した白井さゆり、木内登英の両氏はいずれも緩和慎重派だったが、現状でも超が付くほどの金融緩和なのに、掲げている目標達成には不十分だから一段と強めよという論理だ。 しかし客観的に言っ

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【上級者向き】米国税制改正でドルは上昇、債券相場が下がるなら日本株高米株安へ

予想外に早く決着した減税法案だが材料は過剰に織り込んでいる 米国の連邦税制改革法案は、上下両院の隔たりが調整に時間が掛かるとの大方の予想に反して急転直下で法案がまとまり、19日にも議会を通過する見込みとなった。トランプ氏が公約した大型政策はこれまで何一つ実現したものはなく、逆に批判は高まる一方なので来年秋の中間選挙ではほぼ同数の下院での敗北はおろか圧倒的優位の下院でも敗北の公算が浮上しているため

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