「 有料記事 」 一覧

長谷川慶太郎の時局分析~No11~北朝鮮の崩壊は意外に早い

北朝鮮が中国との関係を断ち切りました。 中国の後ろ盾(支え)があるからこそ独裁体制が維持できていたのに、「寝首を掻くなら掻いてもいいですよ」って意思表示をしたわけです。 どういうことかというと、中国が特使を通じて何度も対話を申し入れたのに、金正恩がついにウンと言わなかった。そこで中国は「北朝鮮のことはもう見限りましたから、好きなように料理していいですよ」ってアメリカに言ったわけです。

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 銀行株は魅力を取り戻せるか

日経平均株価は乱高下を繰り返しながらも、26年ぶりの高値圏にあり、さらなる上昇も期待されている。 ところが、金融株、ことに銀行株は2006年来趨勢的に比重を下げ、11月以降の上昇相場局面でも取り残されている。新高値追いの米国市場でも、金融株は年初来ニューヨーク・ダウの上昇をかなり下回っている。(図1) このような状況を踏まえて日銀が半年に一度公表する「金融リポート」2017年9

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【上級者向き】 半導体関連株の「不都合な真実」

東京エレクトロンが大相場になった後は半導体不況が来る 筆者は1986年に生保を退職して勧業角丸証券でアナリストとなり、最初は機械セクター全般、翌年からもう一人と組んで電機セクターを担当した。元々バイサイド、運用側を志望していたので勉強になりさえすれば給料はどうでもいいというスタンスだったが、バブル最盛期で茅場町交差点付近では土地が一坪で1億円を大きく超え、その中心業界にいて30歳で年収が400万

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2017年12月号>

最近の話題 このところ、日本の株式市場が連日の値上がりで活況を呈している。海外投資家が活発な動きをしているとの報道もあるが、日本企業の業績が好調であることも相まって、強気の見方が広まっている。 確かなことは、過去最高の利益を出している企業が多くなっていて、企業の手元資金も最高になっていることで、実質無借金の企業も増えている。 日本を代表する自動車メーカーのトヨタは「半年間、売り上げがゼロにな

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【上級者向き】13兆円を超える投資の待機資金

2017/11/28 | 有料記事

株式投資や投資信託購入の待機資金であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の残高が積み上がっている。投資信託協会によると、10月末の残高は9月末を8332億円上回る13兆1774億円になり、初めて13兆円台に乗せた。問題はこの資金が再び株式市場に戻ってくるのかどうかだ。個人の株式離れはじわじわと進んでおり、若い投資家層の育成が急務になっている。 アベノミクス下の株式相場では今回のように、個人

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【上級者向き】ここからクリスマスまでの1か月が大ハードル

今夜の米国取引の後は神経質な展開に 米国市場においては、感謝祭翌日のブラックフライデーと、週末のネット注文による売上高が集計される翌週月曜日(誰もブラックマンデーとは呼ばない)は年間で最も強気心理が支配する日付である。米国GDPの7割を占める消費の、年間で最高潮に達する時期だからだ。ライバルを出し抜こうとする売り手は積極的に値引きの大宣伝を行い、一方買い手もやる気満々で、これと決めた商品を何とし

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【上級者向き】恐怖の大王ついに登場、中国バブル崩壊カウントダウン

中国政府が理財商品破綻に不支援方針表明 本日は11月最終金曜日だが、米国では小売業が一年で最大の売り上げとなるブラックフライデー。米国株式市場の方もこの日に下落するケースは非常に珍しいとされる。本日の東京市場は朝方こそ円高進行と前日の上海株の急落から、自動化投資関連の一角などから安く始まったものの、半導体関連主導で戻り歩調となりプラス圏に引き戻した。しかし上海株は本日も不安定な動きを続けており、

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