投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2017/02/22 | マーケットEye, 有料記事 井上明生, 現役プロの運用術
このところ東京では最高気温が20度を超え4月中旬なみの陽気になったと思えば翌日は真冬に戻る、といった具合に日替わりで天候が変わってます。春の陽気と冬の寒気が日本列島上でせめぎ合いを続けているようです。 株式市場も同様であり、強気と弱気が混在しています。この5週間、週単位で値上がりと値下がりを繰り返しており、日々もほぼ値上がりと値下がりを繰り返しています。市場には高値警戒を持つグループがおり、
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2017/02/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
どこかおかしい韓国の危機感覚、統治ということでは北の方が上手 金正男氏の「暗殺」事件は、金正恩政権がいよいよ切羽詰まったという証(あかし)だと思っている。金正男氏は前国家最高指導者・金正日の長子で、2001年には陸軍大将の地位を授けられたが、07年にマカオに出国以来、ほとんど北朝鮮にはおらず、5年前の金正日死去もテレビで知ったと語っている。弟の金正恩氏は国家最高指導者就任後間もなく正男氏の暗殺指
2017/02/17 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
依然として米債買いドル安日経先物売りを狙うヘッジファンド NYダウは昨日まで6日連続で史上最高値更新中なのに、日本株はこの4営業日売り物がちで上値の重い展開が続いている。ドル円は概ね113円台後半で小動き、米10年債利回りは2.45%付近で落ち着いている。これまで指摘してきたように、市場の見解とは異なりFRBの利上げに賭ける姿勢は強いということは、ハト派として知られるイエレンFRB議長の利上げに
2017/02/13 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
気疲れしていたトランプさんが久しぶりに気楽な人物に会えてリラックスしただけ 日米首脳会談がきわめて親密な空気の中で行われ、このところ不機嫌な表情が多かったトランプ氏もご満悦で、日本が警戒した諸問題についてはほとんど満額回答と言ってよい反応が返ってきたため、市場参加者は喜んでいることだろう。少なくとも日米関係で近い将来緊張感の高まる公算はほとんどないことが確認されたため、流れは完全にリスクオン。大
2017/02/10 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
業績は想定以上に良好、株に割安感強まる このレポートは10日の引け後に書いている。ここ1か月間は株価水準がほとんど変わっていないものの、10-12月決算の内容は想定以上に強く円高なのに前年同期比2割増益、その分だけ株価の割安感は強まった。筆者の予想ベースで日経225採用銘柄の時価総額ベースの今期予想PERは14.91倍、来期予想は13.55倍となっている。今期キャッシュフロー倍率は7.54倍と先
2017/02/08 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
売りたくて売っているわけではない個人投資家 最近の円高の背景についてもう一つ付け加えておきたい。3週間ほど前からトランプ相場、つまり米国債が売られドル高円安、株高が進む流れに変調が見えるが、その理由として米行政管理予算局(OMB)長官(日本流に言えば政府支出を仕切る部門の大臣)にティーパーティーのメンバーであるミック・マルバニー下院議員が就任したことが挙げられる。 マルバニー氏は米国議会の
2017/02/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
為替と債券を絡めた大手投機筋の売り叩きがあった模様 ドル円は1月17日の夜に112円台に突入して以来、反発しては再び安値トライという動きを繰り返し、すでに3週間のレンジ相場を経過している。日経225も、ほぼドル円の動きに連動して上がったり下がったりしている。大発会の日だけは大幅円安と株高で景気のよいスタートを切ったものの、その後はさっぱりである。日銀のETF買いが7000億円以上入っているが、こ