「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】 まだ相場に過熱感はない

トランプバブルは事実だが、日本への反動安は考えにくい 本日の日経225は18765円で終値ベースでは本年最高値。思い起こせば今年は年初から6日連続安で、上海市場などは導入したばかりのサーキットブレーカーが連日作動されるなど、とんでもない大乱調のスタート。前年末の19000円台から2月12日には15000円割れまで叩き込まれた。それを思うと予想外のトランプ新大統領誕生で迎える年末が最高値圏で迎える

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤
個人こそGPIFの投資運用方針に学べ

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の昨年度(2015年度)運用パフォーマンスが、「▲5.3兆円(収益率で▲3.9%)のマイナスに落ち込んだ」と発表されたのは今年5月のことだった。 GPIFは言わずと知れた運用資産132兆円(今年9月末時点)を擁する世界最大のわが国の公的年金基金である。 GPIFでは、アベノミクスの一環として2014年10月に決定された「国内外の株式の構成割合をその

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【上級者向き】 EBITDAって知ってますか

冴えない会社がM&Aで急騰する理由はここにある 土曜の日経朝刊にカルソニックカンセイのTOBが異例づくめだったというコラム記事があった。どちらかと言えば自動車部品各社の中でも規模の割に地味な印象だった同社が、下手をすると暴落に繋がりかねない、最大取引先兼筆頭株主である日産自動車による保有株全株売却というイベントから、一転して日本の株式でも史上例のないほどの高値でのTOBが決定するという、

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【上級者向き】 株価の上値余地はもう10%ほどはある

アラムコ上場を控えたサウジがイランに譲歩、円満な協調減産が実現 OPEC総会の8年ぶりの減産合意という結果は、サウジアラビアの財政事情を理解している人には全く当然の結果だったと思われる。弱気筋の見方では犬猿の仲のサウジとイランの関係から考えて、イランなど復興途上の国々の増産意向は厳然としており、サウジ一国が一人負けで大幅減産を認める格好にならないとまとまらないということだった。 だが、財政

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【上級者向き】 GPIFの株式組み入れはまだ低すぎる

9月末の国内株比率は21.59%、現金比率は3月の2.57%から8.75%に上昇 巨額の資金を扱う機関投資家も、運用技能の上手下手がある。大手機関投資家において、自分がむやみに動けば相場水準が変化して高値で買い安値で売ることになりかねず、結果的に労多くして益少なしという結果になりがちだから、迂闊に動くのは得策ではないという哲学は、一見正しい風に聞こえるが、実は激しく動く経済と相場の世界にあっては

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【初~上級者向き】 公平な情報開示に向けて新ルール

2016/11/26 | 有料記事

金融庁が日本版のフェア・ディスクロージャー・ルール(公平情報開示規則)の導入に向けて動いている。企業が証券会社のアナリストや機関投資家に、未公開の重要情報を提供した場合、内容を速やかに自社のホームページなどで公表するように義務付けることが柱だ。来年の通常国会に新ルールを盛り込んだ金融商品取引法の改正案を提出し、2018年にも導入する方針だという。 証券会社のアナリストや機関投資家は企業から情報を

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2016年12月号>

最近の話題 今年を振り返ってみると、政治・経済の分野で、想定しなかったことが次々と起こった。 年初には「マイナス金利」政策が発表され、2月から実施された。その後、住宅ローンの金利が一段と下げ、住宅需要を喚起し、ローンの借り換えも急増した。 次いで、6月には英国のユーロ圏離脱が決定、世界の株式市場・為替市場に混乱をもたらせ、世界経済の行方に不安を感じさせることになった。年末近くには、米国の大統

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