「 無料記事 」 一覧
俄かに怪しくなった東京オリ・パラと株価。そして中国の台湾 進攻の時期と私の強気―「今井澂の相場ウラ読み」への質問から(1063回)
週一回のボイスメッセ―ジ今井澂の「相場ウラ読み」を始めて六年目にあたる。 会員の数はお陰様で急増した。 特に3,4月に4回行われたウエブナーで1万116人のリスナーがあった後、 無料の2週間トライアルを提供したのが効いている。 驚かされるのは、毎回多数の質問。すべてお答えしている。 5月7日(金)に集中した質問は二つ。 東京五輪開催の可否。 私の
実は緊迫化している対中包囲による局地戦の可能性 (第1062回)
このブログの愛読者の方々は、私が米国の軍事産業の株価から「どうも冷戦がホット化、つまりドンパチやらかす可能性を示している」と読んでいることをご存知と思う。 これをウラ付けしてくれる情報を頂いた。SAIL代表の大井幸子さん、以下ニュースレター4月27日付をご紹介する。 「先週末から各国の海軍の動きが目立っている。」以下概要をまとめる。 ① 4月24日。中国海軍の強襲揚陸艦「海
映画「ノマドランド」とNY・東京株式市場を襲う七つの難題と私の強気 (第1061回)
近く発表されるアカデミー賞作品賞の最有力候補とされる話題作。 あらすじから入る。 ネバダ州の企業に頼り切った町で暮らしていた60代の女性ファ ーン(フランシス・マクドーマンド)はリーマンショックで倒産した企業の影響で、 長年住み慣れた家を失ってしまう。 ファーンは、「ノマド(遊牧民)」として、季節労働の現場を転々と歩きながら、 車上生活を送る。
日米首脳会談と米国防衛関連株の急騰とワクチン供与、 それに解散、日経平均の戻り高値更新 (第1060回)
4月16日、日米首脳会談が行われた。ウラ話を含めて全貌は、来週以降にこ のブログで取り上げる。 しかし、気になる現象が、米国株式市場で発生している。マスコミは全く注目し ていないが、相場を60年観察してきたウオッチャーとしては無視できない。 それは、軍需関連、日本流にいうと防衛関連の大手株が3,4月に大幅高して いることだ。 たとえばロッキード・マーチン
秀吉「備中高松城の水攻め」と新冷戦激化による日本株の再浮上(第1059回)
1582年、羽柴秀吉が毛利氏配下の備中高松城を攻めた戦い。秀吉軍の3万 に対し城方はわずか5千。しかし城の周囲は沼地で、細い道路1本で行ける構造、 三回にわたって攻撃したが敗退した。 そこで秀吉は沼の中の城という防御側の利点を逆手にとって、水攻めを決めた。 東南4キロ、高さ8メートル、底部24メートルの大きな堤を作った。土を詰めた 俵ひとつに銭百文とコメ一升という
日本海海戦と私が日経平均5万円を主張し続ける理由 (第1058回)
日本海海戦と私が日経平均5万円を主張し続ける理由 2021・4・4 (第1058回) 明治38年5月27日から28日にかけて戦われた当時の史上最大の海戦。次の三つの 理由で記憶の残る戦いであった。 ロシアのバルチック艦隊38隻。うち33隻が撃沈、又は拿捕されたり中立国で抑留された。我が方の損害は水雷艇三隻のみで野球に例えると、まあパーフェクトゲームであったこと。
映画「用心棒」と分岐点にさしかかっている相場の今後(第1057回)
ご存じの黒澤明監督、三船敏郎コンビの名作中の名作。 「用心棒にもいろいろある。 雇った方で、用心しなければならねえ用心棒だってある」という名セリフの時の館内の 大爆笑が懐かしい。 冒頭のシーンがやはり記憶に残る。三つ又の道路のかどで、枯れ枝を投げて方角を決め て歩き出す。その先に一時的ながら半殺しの目に合う未来が待っていることを知らない ままにーー 実は