「 全ての記事 」 一覧
現在は楽観が行き過ぎ、遠からず反動が来る
2020/06/11 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
経済活動再開を好感、弱気筋の締め上げで投機筋が大攻勢 世界の株式市場は3月20日頃を安値に軒並み急反発しており、この75日でNYダウは46%、日経225も40%の記録的な急騰となっている。主要国のコロナ禍第一波の峠は越えており、目下は市民活動の再開に慎重だったニューヨーク市も復帰しており、気分的には楽観的に向かいやすい。しかしこれは過剰に弱気に振れた心理の揺り戻しに過ぎず、早晩こ
いまこそ日本人になりたい外国人を受け入れ、“真の開国”で豊かな経済成長を。
少子高齢化の一途をたどる日本にあって、今後の経済成長を決定づけるのが移民政策である。 イノベーションに欠かせない豊かな高度人材をおおいに呼び込む移民政策の成功によって持続的な経済成長を手に入れた国には、シンガポール、カナダ、オーストラリアなどが挙げられる。片や、低賃金の単純労働者を大量に呼び込んだ欧州諸国やアブダビなどの中東諸国は、同化は進まず、彼らの処遇が深刻な
映画「リオ・ブラボー」とようやく景気が底入れした米国、日本経済と株、それにポストコロナの成長銘柄 (第1015回)
西部劇で私の最も好きな映画の一つ。主役のジョン・ウエインに加えてデイーン・マーティンのアル中の助手、それに足の悪い老保安官補。この三人がとらえられている悪玉の弟を連邦裁判事が来るまで、街を包囲しているガンマン達に対し守り抜く。 保安官事務所一か所にくぎ付けにされ、周囲は敵ばかり、わずかに若いカウボーイが参加したくらい。映画作りのコストは安い。それでも楽しいのはアンジー・ディキンソンのお色
TVドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」と米大統領選の展開と株式市場の意外高予想 (第1014回)
W0WW0WでこのTVドラマのシーズン1が5月から始まった。見損なった向きには、6月1,2,3日で12回まで放映されるので、お勧めしたい。シーズン1の最終回は6月5日。直後の深夜からシーズン2が始まる。 2013年1月にこのTVドラマ放送が始まった時の人気のすごさは、 訪米したときに友人たちから聞いた。監督のD・フィンチャー、主演ケヴィン・スぺイシーの人気もさることながら、やはり